スマホで電子書籍サービス、2,000万人が利用

 ニールセンは2月27日、「スマートフォンにおける書籍・マンガサービスの利用状況」を分析した結果を発表した。同社のスマートフォン視聴率情報「Mobile NetView」の1月データをもとに集計を行った。

デジタル生活 ソフト・アプリ
日本国内の書籍カテゴリの利用時間者数(千人)の推移(スマートフォン)
  • 日本国内の書籍カテゴリの利用時間者数(千人)の推移(スマートフォン)
  • 2014年1月 電子書籍サービスおよびマンガアプリの利用状況(スマートフォン)
  • 2014年1月 利用者数50万人以上のマンガアプリの利用状況(スマートフォン)
  • 2014年1月 『マンガボックス』利用状況および年代別利用時間(スマートフォン)
 ニールセンは2月27日、「スマートフォンにおける書籍・マンガサービスの利用状況」を分析した結果を発表した。同社のスマートフォン視聴率情報「Mobile NetView」の1月データをもとに集計を行った。

 それによると、スマートフォンで「電子書籍サービス」(書籍購入・書籍閲覧など)を利用している人は、2014年1月時点で、2,000万人(リーチ55%)超となっている。ちなみに2013年5月時点の1403万人から、8か月間で670万人増加した。

 書籍カテゴリのうち“マンガアプリ”に着目すると、マンガアプリの利用時間は1人あたり52分/月で、マンガを除いた電子書籍サービス(1人あたり27分/月)の約2倍利用されていた。利用者数が50万人以上のマンガアプリをみると、『全巻無料!ろくでなしBLUES』(ignition)がもっとも多く約210万人、次いで、『マンガボックス』(DeNA)が利用者数180万人だった。

 1人あたり利用時間では、『マンガボックス』が1人あたり55分/月でトップとなっており、その他のアプリの3倍以上利用されていることが判明した。『マンガボックス』の利用時間を年代別にみると、18~29歳の利用時間がもっとも長く1人当たり67分/月利用で、年齢が上がるにつれて利用時間は減少していた。利用者数でも、若年層ほど多かった。

電子書籍サービス、スマホユーザーの55%が利用……マンガアプリの利用時間は約2倍

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top