日本建設業連合会やJTBなどは、現在工事中の国道357号東京港トンネル（整備区間約1.9km）を歩いて見学する「東京港トンネルウォーキングツアー～東京湾今昔物語～」を企画、3月29日に実施する。 現在、首都高速道路湾岸線の東京港トンネルに平行して、一般道路である国道357号の東京港トンネルを整備中。東行き（千葉方向）と西行き（横浜方向）の2本の海底トンネルを整備する計画のうち、西行き（横浜方向）のトンネルが2013年10月に貫通し、今後は2015年度内の開通を目指し、設備工事などを行う予定となっている。 今回のツアーでは、貫通直後のトンネルを大井側から入りお台場側へと歩いて見学する企画。東京港トンネルの工事に関する説明やトンネル内部の見学に加え、江戸湾にまつわる民話と季節に合わせた桜をテーマとした和楽器ミニコンサートをトンネル内で開催するという。 ツアーでは、幕末の江戸湾を行き来する回船問屋を主人公とした民話を聞き、かつての江戸湾を思い浮かべながら、コンテナターミナルとして重要な物流拠点となった大井、副都心として発展をとげるお台場との間をつなぐ海底トンネルを見学することができる。開通後は車専用の道路となるため、トンネル内を歩いて渡れるのは開通前の今しかできない貴重な体験だという。 ツアーはJTBホームページで発売中。なお、集合場所から解散場所まで3～4km程度歩くため、大人向け（中学生以上）の企画となる。◆東京港トンネルウォーキングツアー～東京湾今昔物語～日時：3月29日（土）13:00集合集合場所：品川シーサイド駅 改札前集合（東京臨海高速鉄道りんかい線）対象：原則として中学生以上旅行代金：大人4,900円募集人員：50名（最少催行人員20名）申し込み：JTBホームページ
