【高校野球】春のセンバツ2014 11日目結果と12日目のみどころ

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 3月21日に開幕した第86回選抜高校野球大会、11日目となった4月1日は準決勝2試合が行われた。試合結果と大会12日目(4月2日)の見どころをまとめた。

【第1試合】履正社(大阪)12-7豊川(愛知)
 準決勝に相応しい逆転劇を繰り広げた熱い試合となった。両チーム総力戦となったこのゲームは延長10回を初の決勝進出となる履正社が制した。

 2回に豊川の9番・島が一塁線を破る二塁打でチャンスを作ると1番・中村がライト前適時打で1点を先制、4回にも同じく中村がセンター前に落ちる適時打で2対0でゲームを引っ張る。阿部投手が5回を無失点で投げ切り、エース・田中に継投するも、履正社の代打・三浦が左中間を大きく破る適時二塁打を放ち同点とすると、7回に5番・西村が三遊間を破るレフト前適時打で俊足・吉田がホームに還り3対2の勝ち越し。

 反撃は続き、7番・絹田がセンターへ抜ける2点適時打でこの回5対2とすると、勢いに乗った履正社は8回にもこの日4本目となる5番・西村のレフト前適時打で6対2とゲームを決したかに思えた。

 8回裏の豊川の攻撃、代打・山本が甲子園での初打席をライトへ抜ける当たりで飾り出塁、1番・中村もレフト前安打で続き、迎えた2死一二塁の場面で3番・氷見が三遊間を破る適時打で3対6とすると、4番・高桑がセンター前に、相手のミスを見逃さずチャンスを広げると5番・伊藤が左中間へ適時二塁打を放ち、6番・武市がセンター前への2点適時打でこのイニングでヒット6本、2死からの4連打の猛攻で一挙5点をあげると7対6と逆転。

 しかしゲームは終わらない。9回表の履正社の攻撃、練習試合でも打ったことのないという本塁打を先頭打者の主将・金岡がレフトスタンドへ放ち同点とすると、延長戦へもつれ込む。

 10回表履正社の攻撃でまたもや西村のヒットで出塁するとあっという間に無死満塁のピンチに。先の本塁打を放った金岡を前に力んだのか死球で押し出し勝ち越されるも、総力戦で臨んだ豊川、マウンドに送るピッチャーが残されていない。

 最後の戦いにマウンドに上がったのは、何とこの日5人の投手をリードし続けてきた捕手・氷見。中学生以来となるピッチャーは、ストライクが入らず打ちこまれる場面もあったが最後まで逃げずに投げ切った。一挙5点を取られる猛攻を受けるも、最後は履正社の当たっている西村を投手ゴロで打ち取り、初出場でここまで勝ち上がってきた意地を見せた。諦めない豊川が執念の走者を出すも力尽き、振り返れば12対7と大差となった。

【第2試合】龍谷大平安8-1佐野日大高(栃木)
 京都の龍谷大平安が38回目の出場で初めてとなる決勝進出を果たした。龍谷大平安は2回に7番・石川のフェンス直撃の左中間二塁打でチャンスを作ると続く8番・高橋(佑)がライト前に落ちるヒットで先制点を上げる。さらに2死二塁の場面で1番・徳本がライトポール脇をすり抜ける2点本塁打でこの回一挙3点に。

 5回にも4番・河合のライト前への適時打で加点すると、龍谷大平安の持ち味である機動力を発揮し、佐野日大高ナインを揺さぶり続ける。7回に徳本のライトオーバーの適時三塁打を放ち6点とすると、8回にも相手のエラーからのチャンスを逃さず高橋(佑)のセンターへの犠牲フライで8点とした。

 対する佐野日大高もエース・田嶋が投げ切ったが、仲間のエラーも絡み、9安打を見せるも牽制に阻まれホームまでの道のりが遠かった。それでも6回に9番・佐川がレフト前に適時打を放ち1点を返し逆転を狙うも、龍谷大平安の高橋(奎)に打ち取られた。

 大会12日目となる明日の決勝は今日の勝者、履正社対龍谷大平安の35年振りとなる近畿対決となる。粘りのある履正社と、得意の走塁で揺さぶる龍谷大平安のどちらに軍配が上がるのか見逃せない一戦となる。決勝戦は12:30開始予定となっている。
《田邊良恵》

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