林野庁は、森や海・川の自然と、暮らしとのつながりを、そこに生きる人から直接学ぶ、「第13回 聞き書き甲子園」の参加高校生の募集を開始した。 「聞き書き甲子園」では、造林手、炭焼き職人、木地師、漁師、海女など、自然と関わるさまざまな職種の名人を訪ね、一対一で取材。話し手の言葉を録音し、一字一句すべてを書き起こしたのち、ひとつの文章にまとめる。話し手の語り口でまとめられた文章からは、名人の人柄が浮かび上がり、参加高校生は「聞き書き」を通して、名人の知恵や技、そして生きざまやものの考え方を丸ごと受けとめ、学ぶことができるという。 具体的なスケジュールとしては、8月中旬から9月に「聞き書き」の事前研修や計画づくりを行い、9月下旬から12月にかけて、名人を訪問し、「聞き書き」取材を行う。その後、レポート作りを行い、翌年3月下旬に東京都内において、代表高校生と名人が、フォーラムで発表を行う。 参加希望者は参加申込み書に必要事項を記入し、400字程度の参加動機を書いた作文を添えて郵送する。◆第13回 聞き書き甲子園参加資格:高校生※定時制、通信制の高等学校、高等専修学校、特別支援学校高等部等に在籍する生徒も含む参加費用:無料※事前研修、名人への訪問、フォーラムに関わる費用(旅費交通費)は主催者が負担応募方法:所定の申込み用紙に必要事項を記入し、参加動機を書いた作文(400字程度)とあわせて郵送締切:7月1日(火)必着募集人数:「森の名手・名人」への聞き書き80名、「海・川の名人」への聞き書き20名※申込み多数の場合は、提出した作文による選考【実施スケジュール】参加高校生の決定:7月下旬事前研修:8月11日(月)~14日(木)会場:高尾の森わくわくビレッジ聞き書き取材:9月下旬~12月レポートづくり:12月~1月初旬フォーラム:2015年3月下旬(都内)