1951年に始まり、今年で64回目を迎える歴史ある「全国小・中学校作文コンクール」(主催:読売新聞社)が作品の応募受け付けを開始した。対象は国内の小・中学校および海外の日本人学校に在学する児童・生徒。締め切りは9月19日(金)となっている。 同コンクールは「自由な発想で書いてみよう!」とうたい、ふだんの生活や学校で感じたこと、体験したこと、創作物、読書感想文などを広く募集。テーマや枚数に一切の制限を設けず自由な形式となっている。「小学校低学年」「小学校高学年」「中学校」の3部門制で、各部門で「文部科学大臣賞」「読売新聞社賞」「JR賞」、新設の「イーブックジャパン賞」の表彰がある。 今年から電子書籍日本最大手のイーブックイニシアティブジャパンが協賛となり、電子書籍版の作品集が配信されると注目を集めている。各賞と入選作合わせて30作品を「作文優秀作品集」として電子書籍化する。また、都道府県で選ばれた141作品を「全国小・中学校作文コンクール最終選考作品集」として小学校低学年編、小学校高学年編、中学校編別の合計3冊も電子書籍化する。2015年3月までにリリースされる予定。 応募作品は9月19日(金)まで各都道府県事務局で受け付ける。その後10月中旬までに「都道府県審査」を行い、各部門で最も優れた作品が「中央最終審査」に進む。そして12月上旬に読売新聞紙面上にて受賞者が発表される。受賞者は東京で行われる表彰式に招待される。◆第64回全国小・中学校作文コンクール要項 対象:国内外の小・中学校に在学する児童生徒締切:2014年9月19日(金)必着発表:2014年12月上旬 読売新聞紙上部門:小学校低学年・高学年・中学校 各賞:文部科学大臣賞 各1編 読売新聞社賞 各3編 JR賞 各1編 イーブックジャパン賞 各1編 ※新設 入選 各4編主催:読売新聞社後援:文部科学省、各都道府県教育委員会 協賛:イーブックイニシアティブジャパン、JR東日本・JR東海・JR西日本協力:三菱鉛筆、ベネフィット・ワン問合せ:読売新聞東京本社事業開発部「作文コンクール」事務局