理研の十倉好紀氏、ノーベル賞有力候補に再度選出

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十倉好紀氏
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 米国トムソン・ロイターは、ノーベル賞発表に先駆け、「トムソン・ロイター引用栄誉賞」受賞者を発表した。ノーベル賞クラスと目される研究者を発表するもので、今回は9か国から27名が選出された。

 「トムソン・ロイター引用栄誉賞」は、トムソン・ロイターのデータベースを用いた論文・引用分析において、ノーベル賞クラスと目される研究者を毎年9月に発表するもの。ノーベル賞の科学系4賞(医学・生理学、物理学、化学、経済学)と同カテゴリーで構成されたトムソン・ロイター引用栄誉賞受賞者のうち、35名が実際にノーベル賞に輝いているという。

 今回は9か国から、卓越した研究業績を持つ27名が選出。日本からは、理化学研究所 創発物性科学研究センター センター長の十倉好紀氏が「新しいマルチフェロイック物質の発見」の功績により、物理分野で選出された。

 十倉氏は過去にも「超伝導化合物の発見を含む、強相関電子酸化物に関する傑出した研究、および巨大磁気抵抗現象に関する研究」で同賞に選出されている。2002年の同賞恒例化以来、ひとりの研究者が異なる研究トピックにより2回選出されるのは初めてだという。

 なお、ノーベル賞は10月6日の生理学医学賞皮切りに、7日に物理学賞、8日に化学賞、10日に平和賞、13日に経済学賞(文学賞は未定)と、順次発表される。
《水野こずえ》

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