甲子園歴史館と野球殿堂博物館が初タイアップ「高校野球100年記念展示」

 甲子園歴史館は、7月28日から開催する「夏の高校野球特別展2015」の中で「高校野球100年記念展示」を実施する。今年、全国高等学校野球選手権大会が100年目を迎えることから催される。

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甲子園歴史館
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  • 野球殿堂博物館で展示される吉田投手のユニフォーム
 甲子園歴史館は、7月28日から開催する「夏の高校野球特別展2015」の中で「高校野球100年記念展示」を実施する。今年、全国高等学校野球選手権大会が100年目を迎えることから催される。また、東京の野球殿堂博物館でも初のタイアップ企画の特別展を6月29日から実施する。

 甲子園歴史館は阪神電気鉄道が運営。2010年の阪神甲子園球場がリニューアルした際に球場レフト外野スタンド下に開館した。高校野球、阪神タイガース、阪神甲子園球場の歴史を一堂に集めた展示施設。

 今年、100年を迎える全国高等学校野球選手権大会の期間中に合わせ、「夏の高校野球特別展2015」を開催し、高校野球100年のあゆみをテーマに「高校野球100年記念展示」を行う。「節目」となった大会や出来事などの変遷を展示品や写真、新聞記事などで紹介。期間限定(大会開会式終了後から決勝前日まで)で大会優勝旗と優勝楯も展示される。

 おもな展示品は第40回大会で47都道府県最後の出場となった沖縄県首里高校のワッペンや背番号、第56回大会で銚子商業高校の宮内英雄選手が金属バット解禁時に使用したバットなど。さらに過去3大会の振り返りとして、三重高校のユニフォーム、敦賀気比高校の御簗(おやな)翔選手の2打席連続本塁打を打った際のバットなど、新旧の思い出が飾られる。

 また、東京ドーム内にある野球殿堂博物館では6月29日から特別展「高校野球100年記念展示」を開催。「高校野球と野球殿堂」をテーマに中京商業高校の吉田正男投手のユニフォームや阿久悠氏の「甲子園の詩」、第88回大会の早稲田実業対駒大苫小牧高校「2006年いい夏」などを展示予定。高校野球の歴史と野球殿堂入りした選手の高校野球での球歴を紹介する。

 今回、甲子園歴史館と野球殿堂博物館と初めてのタイアップ企画として、第1回中等学校優勝野球大会出場校10校のレプリカユニフォーム展示を両館で実施。また、両館への来館で入館料が割引きになる特典もある。

◆甲子園歴史館「夏の高校野球特別展2015」
日時:7月28日(火)~9月6日(日)10:00~18:00(大会期間中は9:00~)
場所:甲子園歴史館(西宮市甲子園町1-82 阪神甲子園球場外周16号門横)
入場料:大人600円、子ども300円(野球殿堂博物館の半券の提示でそれぞれ100円の割引き)
◆野球殿堂博物館特別展示
日時:6月29日(月)~9月6日(日)10:00~18:00
場所:野球殿堂博物館(文京区後楽1-3-61 東京ドーム21番出口右側)
入場料:大人600円、小中学生200円(甲子歴史館の半券提示で大人は100円、小中学生は50円
の割引き)
《田中志実》

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