受験生の母親の6割が風邪・感染症対策に不安…小児科医がアドバイス

教育・受験 保護者

 間もなく迎える受験シーズン。冬は風邪や感染症が流行することから、受験生をもつ家庭では、いつも以上に気を使っているのではないだろうか。

 エーザイが、昨年、中学受験もしくは高校受験をした子どもの母親を対象に実施した「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査の結果から、86%の母親が「いつも以上に気を使っていた」と回答した一方で、58%がその対策に不安を感じていたことが明らかになった。

 杉並堀ノ内クリニック 小児科院長の粂川好男氏によると、風邪・感染症等の対策として、一番重要なのが「手洗い」「うがい」「マスク」の3点セットだという。

 このうち「手洗い」は、インフルエンザやノロウイルスなどの接触感染予防にもっとも効果的だといわれており、「洗う際は石鹸を使って手と手首を満遍なく30秒くらいかけて洗ってください。流す際には流水で、だいたい15~20秒程度を目安にするとよいでしょう」とのことだ。

 また、手洗いとセットで「うがい」をする習慣付けも大切で、「一度口をゆすいでから、のどを洗うような感覚で2~3回行ってください」とアドバイスする。

 この3点セットのうち、使い方を間違うと逆効果になってしまう可能性があるのが「マスク」だ。口と鼻に直に触れるマスクの内側に、外気や手指などが触れウイルスが付着しないよう「流行のシーズンはつけはずしをできるだけ少なくすることが理想的」という。また、同じマスクを数日間使うことで感染リスクが高まるので、長くても1日で取り替えたほうがよいという。

 エーザイの「クリスタルヴェール マスク防菌24」は、マスク着用前にスプレーすることで、ウイルスや菌、花粉のマスクへの付着を24時間防ぐ製品だ。風邪・感染症の流行シーズンの対策に取り入れてみてはいかがだろうか。

 調査では、実際に受験生本人の感染症対策として取り入れられたものとして、もっとも多かったのは「手洗い・うがいの励行」(84%)、これに「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が続く結果となった。粂川好男氏は「予防接種の目的は、あくまで罹患したときの重症化を予防するためのもの」とし、予防接種はかかったときのためと割り切って考え、普段の対策に取り組んでほしいと語る。

 調査は、2015年10月9日から10月16日まで、2014年度に中学受験・高校受験をした、現中学1年生・高校1年生の子どもをもつ母親各250名、合計500名を対象にインターネットで実施された。
《編集部》

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