節分の豆、3歳頃までは与えないで…消費者庁

 消費者庁は、窒息事故や気管支炎、肺炎などに繋がる危険性があることから「3歳頃までは、豆やナッツ類は食べさせないよう」注意を呼びかけている。

生活・健康 未就学児
写真はイメージです。本文とは関係ありません。
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 本日2月3日は節分。節分は季節を分けることを意味し、立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと。現在は立春をさすことが多く、今年は2月3日がこの日にあたる。

 節分には「鬼は~外、福は~内」と言いながら豆まきをして厄除けを行う。歳の数だけ、あるいは歳の数+1粒の豆を食べる風習があるが、消費者庁は、窒息事故や気管支炎、肺炎などにつながる危険性があることから「3歳頃までは、豆やナッツ類は食べさせないよう」注意を呼びかけている。

 「豆やナッツ類は、かまなくてもそのまま気道に入りやすく、乳幼児の窒息事故につながりやすい食品ですが、小さな破片であっても事故になった情報が医療機関より寄せられています。」として、豆やナッツが気管支に入り、発熱や咳があり肺炎の疑いで入院した2歳児や、豆が混ざったクッキーを誤飲して救急受診した1歳児など、乳幼児の事故の例を紹介している。

 ちなみに、多くの神社では豆まき行事が行われるが、鬼を祀っている一部の神社では「鬼は外」は禁句になっているのだそうだ。
《田村麻里子》

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