学研プラスは3月22日、保育士や幼稚園教諭、子育て支援事業者、保護者向けの「園内研修に生かせる 実践・記録・共有アイディア『科学する心』はぐくむ保育」を発売した。「ソニー幼児教育支援プログラム」の入選論文などをもとに14の実践例を紹介している。 「園内研修に生かせる 実践・記録・共有アイディア『科学する心』はぐくむ保育」は、ソニー教育財団主催の「ソニー幼児教育支援プログラム」の入選論文や実践事例集をもとに構成。好奇心旺盛な子どもが日々の暮らしの中で探求している内容や記録方法、子どもたちが自ら考えようとするための保育者の援助や言葉がけ、保護者との情報共有の工夫を14の実践例をあげて紹介している。 東京大学大学院の秋田喜代美教授や国学院大学の神長美津子教授によるコラムでは、研修に活用する工夫のほか、記録のとり方、保護者との情報共有の大切さなどを解説している。「色水遊びの新しい方法に気づく」「試行錯誤しながら、転がし遊びを楽しむ」「生き物とのかかわりを通して命を感じる」など子どもたちの活動を、日記やカレンダーにまとめたり、ポートフォリオやホームページで発信したり、見える化・ことば化をすることで保育の質を高めることができるという。 「園内研修に生かせる 実践・記録・共有アイディア『科学する心』はぐくむ保育」は3月22日から販売されている。価格は1,700円(税別)。全国書店などで購入できる。◆「園内研修に生かせる 実践・記録・共有アイディア『科学する心』はぐくむ保育」発売日:3月22日(火)定価:1,700円(税別)対象:保育士、幼稚園教諭など電子版:なし