評価基準や特徴、対象国や大学数は異なるが、おもな世界大学ランキングは世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)やサウジアラビアの世界大学ランキングセンター(CWUR)による世界大学ランキングのほか、上海交通大学が公表している「世界大学学術ランキング(ARWU)」がある。中でもTHEによる世界大学ランキングは、2015年に発表されたランキングトップ100に入った国内大学が東京大学(43位)と京都大学(88位)の2校のみだったため、2016年の結果に注目が集まっている。
Twitterで公表された国別のランクイン大学数によると、世界最多はアメリカで148大学。2位はイギリスで91大学。日本は69大学、中国は52大学だった。なお、国内大学のうち2015年に発表されたTHE世界大学ランキング上位800位に入ったのは東京大学、京都大学、東北大学など41大学。2015年と比較すると、ランクインした大学は28の増加。ただし、9月5日(現地時間)の発表によると、2016年のTHE世界大学ランキングは上位79か国、980大学を発表しているため、ランキングの裾野が広がっている。
#THEUnirankings 2016-17 live at https://t.co/MCotkWRM4s in 15 hours. 35 Australian unis ranked. 69 Japan. 52 China. 148 USA. 91 UK. #loveHE pic.twitter.com/gWOqOKwvS5
-Phil Baty (@Phil_Baty) 2016年9月21日
THE世界大学ランキング2016-17の発表は、現地時間で9月20日午後9時。日本では、9月21日午前5時に発表される。