2016年も話題、子どもは知ってる「ルイ・ブライユ」って誰?

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 2015年に続き、今年も「きっず検索ランキング2016」上位にランクインした「ルイ・ブライユ」。子どもたちの間では織田信長やユーチューバーのHIKAKIN(ヒカキン)を凌ぐ知名度であることがわかるが、東大生でも知らない者が多いというこの人物、一体、何者なのか。

 きっず検索ランキング2016は、Yahoo!きっずで1月~11月に調べられた言葉(キーワード)の検索回数をもとに順位を決定したランキング。総合のほか、人名(総合)と人名(有名人・キャラクター)、ゲームの部門別に集計している。このうち、ルイ・ブライユは人名(総合)部門の首位に立った。ルイ・ブライユが話題に上がったのは2016年に始まったことではなく、2015年にも人名(総合)ランキング1位に選ばれている。

◆ルイ・ブライユって誰だ?

 12月5日現在、「Yahoo!きっず検索」でルイ・ブライユを検索すると、何を成した人であるかがぼんやりとわかってくる。ルイ・ブライユは、「6個の点を組み合わせる点字のしくみを考えた人」で、今使われている点字はルイ・ブライユが200年前に考えたもの。1809年にパリの西南のクーブレイという村で生まれ、幼いときに事故で失明したことを伝える情報もある。

 なお、検索結果には「Yahoo!きっず学習」のほかキッズgooの「しらべものノート」、ニデックが提供する「目のおはなし Vol.20 点字の考案者 ルイ・ブライユ」やWebサイト「点字探検隊」のコンテンツ「点字を作った人」が該当する。ひとつの情報だけでなく、さまざまな情報源にあたることはメディアリテラシーの養成にも役立ちそうだ。

◆秘密は教科書

 その名が知られるようになったか背景には、光村図書出版の教科書がある。

 ルイ・ブライユを取り上げているのは、光村図書出版の小学4年生向け国語の教科書。該当の教科書のうち、ルイ・ブライユが登場するのは「話す・聞く」という単元の資料教材として示されている説明文「手と心で読む」(著・大島健甫)の一節だという。説明文の中で、ルイ・ブライユは点字を考えた人であると紹介されている。

 光村図書出版によると、大島健甫氏の「手と心で読む」が取り上げられているのは今に始まったことではなく、長年掲載されているもの。現小学4年生だけでなく、ルイ・ブライユを扱っている教科書で習った児童なら懐かしい人物であることが予想される。

 現在の子どもたちにとって、検索ツールはもはや調べ学習になくてはならない道具のひとつだろう。ルイ・ブライユをきっかけに、子どもがどのように物事を調べているか見てみるとよいかもしれない。
《佐藤亜希》

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