東北大「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」4/30まで無料配布

 東北大学は、子ども向け遺伝子教育のワークブック「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」を作成し4月12日から配布を始めた。親子で「遺伝」に関する知識を高めることができる。ワークブックは4月30日まで無料で配布している。

教育・受験 未就学児
親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳
  • 親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳
  • 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)
  • 東北大学
 東北大学は、子ども向け遺伝子教育のワークブック「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」を作成し4月12日から配布を始めた。親子で「遺伝」に関する知識を高めることができる。ワークブックは4月30日まで無料で配布している。

 ワークブックを作成したのは「東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)」。未来型医療を築いて東日本大震災被災地の復興を取り組むために設立され、健康調査や被災地の医師を増やす取り組みを行っている。また、バイオバンクを作り医療情報とゲノム情報などから遺伝子研究を発展させ、世界に先駆けた医療を創出している。

 ToMMoのゲノム医学普及啓発寄附研究部門が、「遺伝」について接する機会の少ない小児期から興味や関心を持ってもらいたいと、遊びながら学べる遺伝子教育ツール「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」として一冊の本にまとめた。

 「生き物と遺伝子の数」「DNA」「セントラルドグマ」「体質」の4種類のワークシートに分類し、それぞれに解説を付けた。絵本のように親が子どもに読み聞かせることにより親子で「遺伝」の知識を高めることができる。2枚の絵から異なる箇所を見つける「ちがいさがし」やシールを使うなど、遊びの要素を取り入れながら「遺伝」の知識を身に付けられるように工夫されている。ToMMoが実施した調査では、おもに幼児から小学生がワークシートを面白いと感じるという結果が出ている。

 ワークブックは無料で配布しており、希望者はToMMoゲノム医学普及啓発寄附研究部門に問い合わせること。送料は自己負担。配布は4月30日までだが、数に限りがあるため、なくなり次第終了となる。
《田中志実》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top