ハネムーンの旅行先として知られるモルディブ共和国に、ファミリーレジャー層に向けた施設が誕生する。 タイの不動産開発大手シンハー・エステイト・パブリックは2017年11月20日、モルディブ共和国に複数の島で構成される新しい複合型リゾート「エンブドゥラグーン・マルチアイランドリゾート」を開発することを発表した。9つの島に合計1,300室の宿泊とレジャー・レクリエーション施設を建設予定。2018年下半期に2島をオープンする。モルディブ初のファミリーレジャー市場の開拓を目指す。 「エンブドゥラグーン・マルチアイランドリゾート」開発プロジェクトがねらうおもな施設利用者は、ライフスタイルを追及する中間層から富裕層まで。マーレ国際空港からスピードボートで15分ほどの土地を埋め立て、2023年の完成時には1,300室の宿泊施設やエンターテイメント、レクリエーション、レジャーを楽しむ場が揃う見込み。 プロジェクトの総額は6億8千万USドル。2018年にはプロジェクトのフェーズ1が完了し、その後5年間でフェーズ2を完成させる予定。