日本記念日協会Webサイトによると、「お香の日」は全国の薫物、線香業者などが加盟する日本薫物線香工業会が制定した記念日。日付の由来は、奈良時代の歴史書「日本書紀」にある「595年の夏4月、淡路島に沈水(香木)が漂着した」という記述から。これは、日本のお香についての最初の記録となっています。また、「香」の字が一十八日と読み分けられることから、4月18日が記念日となったようです。
コクヨの「香りのワークブック」は、親子のコミュニケーションと創造力育成をテーマにした「コクヨのえほん」シリーズのひとつ。さまざまな香りを生み出す調香師を体験できるキットで、7種類の香りのペーストを混ぜて、自分のイメージする香りをつくって遊ぶことができます。

セットにあるシトラス・グリーン・ローズ・ホワイトフローラル・ウッディムスク・フルーティ・スイーツの7つの香りは、資生堂の調香師が選定したもの。付属の「香りのノートブック」には、香りの歴史や調香師直伝のレシピも記載されています。ペーストを混ぜ合わせる際に使う付属の「香りの手紙(手づくり文香シート)」は、折りたたむと小さな手紙のような形に。「文香」(ふみこう)として手紙などに入れたり、枕元に置いたりして、つくった香りを楽しめます。
家族や友達の好きな色、食べ物を知ることはあっても、好きな香りを知る機会は少ないかもしれません。自分の好きな香りをプレゼントしたり、交換したり、「お香の日」をきっかけにコミュニケーションのひとつにしてみてはいかがでしょうか。
◆香りのワークブック
価格:2,700円(税込)
内容:香りペースト×7種、木のさじ×1本、香りのノートブック(B6サイズ程度、本文25ページ上製本)、香りの手紙(手づくり文香シート)10枚
購入方法:コクヨショーケース(コクヨ直営ショップ)または、Amazon、楽天、絵本ナビにて購入可能