旅好きが選ぶ海外観光地ランキング、宗教建築物が上位に

 トリップアドバイザーは2018年11月27日、「旅好きが選ぶ!日本人に人気の海外観光スポット2018」を発表した。1位は「アンコール遺跡群」で、上位6か所は遺跡のほか教会やモスクなどその国の象徴的な宗教建築物がランクインした。

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1位のアンコール遺跡群
  • 1位のアンコール遺跡群
  • 旅好きが選ぶ!日本人に人気の海外観光スポット2018
 トリップアドバイザーは2018年11月27日、「旅好きが選ぶ!日本人に人気の海外観光スポット2018」を発表した。1位は「アンコール遺跡群」で、上位6か所は遺跡のほか教会やモスクなどその国の象徴的な宗教建築物がランクインした。

 「旅好きが選ぶ!日本人に人気の海外観光スポット2018」は、2017年10月から2018年9月の1年間に、海外の観光スポットに投稿された日本語の口コミ評価(5段階)の平均、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。前回は2016年に発表した。

 ランキング1位は、前回に続き「アンコール遺跡群」が選ばれた。口コミでは「カンボジアの象徴であるアンコールワット、本当に素晴らしい遺跡です。古代に、これだけの建物を誰が設計し、工程を立て、施工したのか本当に不思議に感じました」など、4万2千件以上の投稿があった。

 続いて2位「サグラダ・ファミリア教会」、3位「マチュピチュ 歴史保護区」、4位「シェイク・ザイード・グランドモスク」、5位「サン・ピエトロ大聖堂」がランクイン。全体的には建物や史跡が多くランクインし、トップ50のうち28か所と過半数を占めた。特に上位の6か所には、遺跡のほか教会やモスクなどその国の象徴的な宗教建築物が並び、異国の宗教観に直接触れ、文化の違いを体感できる人気スポットが上位を占めた。

 地域別にみると、トップ50のうちヨーロッパが30か所ランクイン。前回に続きヨーロッパ人気が高いことがうかがえる結果となった。トリップアドバイザーのWebサイトでは、トップ50に選ばれた観光スポットの詳細や口コミ、写真、地図などが掲載されている。

◆旅好きが選ぶ!日本人に人気の海外観光スポット2018
1位:アンコール遺跡群/カンボジア
2位:サグラダ・ファミリア教会/スペイン
3位:マチュピチュ 歴史保護区/ペルー
4位:シェイク・ザイード・グランドモスク/アラブ首長国連邦
5位:サン・ピエトロ大聖堂/バチカン市国
6位:タージ・マハル/インド
7位:美術史美術館/オーストリア
8位:マッターホルン/スイス
9位:ウフィツィ美術館/イタリア
10位:グランドキャニオン サウス リム/アメリカ
《工藤めぐみ》

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