【高校受験2019】京都府公立前期<嵯峨野高校京都こすもす科>講評

 2019年2月15日(金)、平成31年度(2019年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。リセマムでは、京進の協力を得て、嵯峨野高等学校(京都こすもす科)の学力検査講評を速報する。

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【高校受験2019】京都府公立前期<嵯峨野高校京都こすもす科>講評
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 2019年2月15日(金)、平成31年度(2019年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。前期選抜の募集人員は5,340人。1万1,370人が志願し、出願倍率は2.13倍となった。リセマムでは、京進の協力を得て、嵯峨野高等学校(京都こすもす科)の学力検査講評を速報する。このほか、堀川高等学校(探究学科群)、西京高等学校(エンタープライジング科)についても、同様に掲載する。

嵯峨野高等学校(京都こすもす科)
講評 (京進 提供)



英語


大問1 リスニング 〔標準〕
大問2 長文読解(物語文) 〔やや難〕
大問3 長文読解(説明文) 〔やや難〕
大問4 語彙 〔難〕
大問5 整序英作文 〔標準〕
大問6 英作文 〔やや難〕

 語彙の問題と長文読解の順序が入れ替わったが、大問構成に大きな変化はない。大問2の物語文の設問は、文脈通りの順に出題されていた。新たに(3)で自由記述が追加されたが、前後からある程度解答が推測できる問題であった。大問3の説明文は、段落の構成や文脈から論理的に解答を選択する力が必要であった。大問4の語彙問題は難度が高い。大問5の整序英作文は多くの修飾語が用いられており、事前の対策が必要である。大問6の和文英訳問題は、日本語の表す意味をいかに知っている英語表現に置き換えられるかという能力が求められていた。

数学


大問1 小問集合 〔やや易〕
大問2 空間図形 〔標準〕
大問3 整数問題 〔やや易〕
大問4 平面図形 〔やや難〕
大問5 関数 〔標準〕

 大問5題。昨年と比べて、全体的に取り組みやすい問題が増加した。大問1は基本的な問題で構成されているので、確実に得点したい。大問2は誘導に乗れば正答できる。(2)(3)はAG=AHに気づくことがポイント。大問3はていねいに書き出して調べることで、解き筋が見つかる。大問4の相似の利用は少し難度が高く、実力差が表れる問題となっている。大問5の関数は図が与えられているのでそこまで難しくはないが、(3)は場合分けがきちんとできているかを問う問題になっている。


国語


大問一 論説文 「『サル学』の系譜ー人とチンパンジーの50年」中村美知夫 〔標準〕
大問二 小説 『蜜蜂と遠雷』恩田陸 〔標準〕
大問三 古文 『俊頼髄脳』 〔やや易〕

 論説文、小説、古文の大問三題構成。小問数に大きな変化はなかったが、小説は5000字程度、古文は700字程度と昨年より文章量が増加している。漢字、語彙に関する問題も含め、選択肢形式で多く出題されているが、比較的正解は絞りやすい。現代文の記述は筆者の考え、理由を説明するもので、55字以内、70字以内とやや長い。文脈を理解して表現する力が必要である。古文は解釈、動作の主体など細部を理解しながら読むことができているかが問われている。

理科


1 物理 浮力とばねののび 〔やや難〕
2 生物 動物 〔標準〕
3 化学 気体の性質と密度 〔やや難〕
4 地学 地震 〔標準〕

 昨年までは分野内で複数のテーマが扱われていたが、今年は各分野で1つのテーマからの出題であった。大問1の力に関する問題は、ばねの力と浮力が複合するなど単元の理解の深さが問われるものになっていた。大問2では、動物の行動原理を確認するための対照実験を記述させる問題があり、問題文の条件をよく吟味する必要があった。大問3、大問4にも計算問題がふくまれ、与えられた数値の意味をよく理解して解く必要があった。全体として、単純な知識を問う問題は減少傾向にあり、思考力を要する問題が増加している。

社会


大問1 シンガポール 〔やや難〕
大問2 日本の経済の歴史 〔やや易〕
大問3 三重県 〔標準〕
大問4 2004年の出来事 〔標準〕

 問題構成は例年通り。大問1は、シンガポールを中心とした東南アジアに関する出題。記号選択問題は難度が高いものも含まれるが、二者択一まで絞り込むことができたり、一般常識で正答を導くことができたりした。大問2は日本の経済に関する歴史の出題で取り組みやすかった。大問3は三重県に関する出題で、定番の地形図の読み取り問題は難度が高い。大問4は2004年の出来事から、選挙制度などについて問われた。全体的に設問ごとの難度差が大きい。短文記述問題が5問出題されているが、基本的な問題や考えればできる問題である。時間を要するが、必ず解答し得点源としたい。

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 このレポートは2019年2月15日(金)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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