<理科>講評(スクール21 提供)
問題文の長さが約1.5倍になり、予定よりも時間をとられた受験生が多かったと思います。内容としては情報量が多く、答えを出すのに必要な情報を選んで考えるのが大変だったでしょう。また、論理的に考え方を書く記述問題が2題出されました。こうしたことから平均点は昨年に比べ低くなると思われます。
大問1 小問集合
解きやすい問題が多かったですが、問8の「単位に関して正しいものを選びなさい」は見慣れない問題でした。
大問2 火山
1つ1つの問題は難しくありませんが、問題文が3ページにわたるなど、すこし戸惑った受検生も多かったのでは。また会話文からの出題や、複数のリポートが掲載されるなど、今までとは違う出題形式でした。
大問3 物質の循環・食物連鎖
受検生が苦手とする中3後半からの出題です。会場テストでも出題範囲にならないケースが多いので、過去問をどれだけやり込めたのかで、受検生の明暗が分かれた問題かも知れません。
大問4 化学変化と質量
基本的な問題でしたが、ここでも会話文が3ページ続くので、解くのに時間がかかったと思われます。また考え方を書く記述や理由を書く記述の問題が出題されましたので、正答率は低くなったと思われます。
大問5 浮力
現在の入試の形になって初めて出題された範囲でした。問題の内容はどちらかといえば難しく、なじみの無さに加えて苦しんだ受検生も多かったのではないでしょうか。
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このレポートは平成31年2月28日(木)に速報としてスクール21により作成されたもの。
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協力:スクール21