都教委が中3の評定状況を発表…評定5は英語、1は数学が最多

 東京都教育委員会は2019年3月28日、都内公立中学校第3学年および義務教育学校第9学年(2018年12月31日時点)の評定状況の調査結果を公表した。全9教科の「5」の割合は12.1%。「5」がもっとも多かった教科は「外国語(英語)」で14.6%だった。

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 東京都教育委員会は2019年3月28日、都内公立中学校第3学年および義務教育学校第9学年(2018年12月31日時点)の評定状況の調査結果を公表した。全9教科の「5」の割合は12.1%。「5」がもっとも多かった教科は「外国語(英語)」で14.6%、「1」がもっとも多かった教科は「数学」の4.0%だった。

 東京都教育委員会は、学習指導要領の目標に準拠した評価の客観性・信頼性を確保することを目的に、目標に準拠した評価が導入された2002年度(平成14年度)より調査を実施している。なお、東京都立高等学校入学者選抜で活用した評定は、今回調査した第3学年および義務教育学校第9学年(2018年12月31日時点)のもの。調査対象は、中等教育学校、義務教育学校を含めた都内公立中学校624校。

 国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語(英語)の9教科全体の評定は、「5」12.1%、「4」25.0%、「3」48.2%、「2」11.6%、「1」3.0%だった。全9教科で「5」と「4」の評定の割合の合計は35~39%。「5」の割合がもっとも高かった教科は「外国語(英語)」14.6%、ついで「社会」14.0%、「数学」13.3%。「3」の割合は「保健体育」「技術・家庭」「美術」の順に高く、いずれも50%を超えた。全教科では43%~53%。

 また、「1」の割合は「数学」4.0%、「外国語(英語)」3.9%、「社会」3.4%の順に高く、「外国語(英語)」では「2」と「1」の評定の合計が20%を超えていた。

 前年度の調査結果と比べると、「5」の割合は「国語」「社会」「数学」「美術」「保健体育」で0.1~0.3ポイントの微増。「技術・家庭」は増減なし。「理科」「音楽」「外国語(英語)」は0.1~0.5ポイントの微減となった、

 特異な評定状況を示す教科のある学校として、全教科にわたり「1」の評定が付いていない学校は前年度の4校から0校に減少。「5」と「4」の評定の割合の合計が80%以上の教科のある学校も、前年度の2校から0校に減った。「2」と「1」の評定がまったくない教科のある学校は、前年度同様1校だった。

 今回の調査では、特異な評定状況を示す教科のある学校が1校あったが、区市教育委員会などからは、管下のすべての中学校において、学習指導要領の目標や内容に基づき、適切な評定を行っているという報告を受けていることから、入学者選抜において成績一覧表および調査書に記載されている目標に準拠した評価は、全体としておおむね適正に実施され、客観性・信頼性は確保されていると判断した。
《畑山望》

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