解答
下の図のように、折り紙ABCDを1回折ったとき、E, F, G, H, I, Jと、角ウ、エを示します。
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三角形AGEについて、角Gが40度で、角Aが90度ですから、角Eの大きさは、
180-(40+90)=50(度)
とわかります。
すると、角ウの大きさは、
180-50=130(度)
角エの大きさは、
180-130=50(度)
となります。同じように考えていくと、下の図のようになります。
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こいかげのついた四角形と、うすいかげのついた四角形は合同ですから、角オの大きさは、
(180+40)÷2=110(度)
となります。
折り紙を2回折ったとき、下の図のように、K, Lを示します。
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これより、角アの大きさは、
180-(50+50)=80(度)
角イの大きさは、
180-(40+110)=30(度)
となります。
答え 角ア…80度、角イ…30度
発行所:iML国際算数・数学能力検定協会
<本書の特長>
物の位置、方向、大きさ、形など、空間における物の状態や関係性を考える「空間認識力」を伸ばす問題集です。
本書は、iML国際算数・数学能力検定協会が実施する「算数・数学思考力検定」のサポート教材です。
問題を解くための空間認識力の基礎を身につけるステージ1、思考力検定で出題されたステージ2、身についた空間認識力を応用するステージ3の構成で、すべての問題に、詳しい考え方を掲載しています。