2020年度大学入試の宿泊料金、前年比で平均5,000円高騰

 国公立および主要私立大学181大学周辺の宿泊施設で、2020年度大学入試前日チェックインの宿泊価格が、前年(2019年)と比べて平均5,000円高騰、試験日前週同様日と比較して平均約15%高騰していることが、attaが2020年2月13日に発表した調査結果より明らかとなった。

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 国公立および主要私立大学181大学周辺の宿泊施設で、2020年度大学入試前日チェックインの宿泊価格が、前年(2019年)と比べて平均5,000円高騰、試験日前週同様日と比較して平均約15%高騰していることが、attaが2020年2月13日に発表した調査結果より明らかとなった。

 「2020年大学入試における周辺宿泊予約調査」は、大学入試試験前日にチェックインする1泊2日の宿泊料金予約状況について調査したもの。対象大学数は、主要国公立・主要私立大学181校のメインキャンパス、対象入試は2020年2月上旬から3月上旬の入試、対象ホテル数は大学のメインキャンパス周辺半径15km以内でかつインターネット予約可能なホテルや旅館8,440軒、モニター期間は1月20日。

 2020年度大学入試の宿泊料金は、前年(2019年)と比べて平均5,000円高騰。高騰率が高かった大学周辺エリアは、「山口県立大学」「公立鳥取環境大学」「山口大学」「鳥取大学」。一方、前年と比較して宿泊料金が下がったのは、「北海道教育大学札幌校」「東京工業大学」「青山学院大学」だった。

 また、受験日と受験日前週を比較したところ、平均で約15%高騰。高騰率がもっとも高かったのは「広島大学」267%。ついで、「岡山大学」「宮城大学」各199%、「新潟大学」173%、「宮城教育大学」167%。一方、「帯広畜産大学」「釧路公立大学」「立教大学」ではそれぞれ8%、試験日前週同様日の宿泊料金と比べて低落した。

◆入試試験日前日チェックインの宿泊料金高騰率TOP10
※高騰率が高かった大学周辺エリアとパーセンテージ(試験日とその前週同様日比較)を表記
1位「広島大学」267%
2位「岡山大学」199%
2位「宮城大学」199%
4位「新潟大学」173%
5位「宮城教育大学」167%
6位「山口県立大学」164%
7位「東北大学」162%
8位「山口大学」158%
9位「広島市立大学」152%
10位「大分大学」151%
《桑田あや》

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