【クレーム対応Q&A】学校の新型コロナウイルス対策に不安

 保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第2回は「学校の新型コロナウイルス対策に不安がある」。

教育・受験 先生
 学校に寄せられるさまざまなクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?神奈川県と埼玉県で計22年、小学校教諭として教壇に立ち、クラス担任として豊富な経験があり、現在は大学で教員養成、保育者養成に携わっている鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第2回は「学校の新型コロナウイルス対策に不安がある」。

新型コロナウイルスは未知のことが多い



 今回の新型コロナウイルスへの対応は、わからないことがとても多いです。国や都道府県の方針もはっきりと定まらない場合もあり、親が行政の対応や学校の対応などに不満を抱いているケースも少なくありません。

 また、今年度(2020年度)は、教師と親が情報交換をするような懇談会や個人面談などが少なくなっています。そのことによって、信頼関係を築くことができてないケースもあります。そういったことが、複合的に関係し、学校の対応への不満、通学への不安などにつながっているという状況にあります。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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