東京大学は2020年12月19日、同大学工学部に興味のある高校生と家族、教職員を対象に「東大工学部の講義・演習の紹介：新しい生活様式に対応した教育活動に向けて」をオンラインにて開催する。参加は無料。 いまだウイルス感染症による社会混乱が続くさなかではあるが、東京大学ではこの未曽有の事態にも教職員と学生が力をあわせ、オンライン講義と対面講義のハイブリッドへの推移、感染対策を徹底した中での研究活動を推進している。同大学工学部は、教育活動のようすを、工学部に興味のある高校生と関係者に知ってもらうため、工学部の講義・演習の現状を説明する会をオンラインで開催する。 当日は、工学部のオンライン講義に関するアンケート結果や都市工学演習、機械工学科のオンライン演習の紹介を行う。そのほか、学部学生の自主的活動として、ロボテックの活動や学生によるポストコロナでの教育研究プロジェクトについて説明する。さらに、男女共同参画に関する活動、高校生向けのWeb版サイエンスカフェを紹介する。申込みはWebサイトから行う。折り返し、視聴用のURLが送られてくる。 東京大学工学部は2020年5月1日現在、学部に2,109人、大学院修士課程に2,315人、大学院博士課程に1,089人が在籍。学科は、社会基盤学科、建築学科、都市工学科、機械工学科、機械情報工学科、航空宇宙工学科、精密工学科、電子情報工学科、電気電子工学科、物理工学科、計数工学科、マテリアル工学科、応用化学科、化学システム工学科、化学生命工学科、システム創成学科の16学科を設置している。◆高校生向け「東大工学部の講義・演習の紹介：新しい生活様式に対応した教育活動に向けて」日時：2020年12月19日（土）13:00～14:00場所：オンラインにて開催対象：工学部に興味のある高校生と家族、教職員申込方法：Webサイトから申し込む
