『オトッペ』は、観察ならぬ“聴察”をテーマに、世界一のDJを目指すシーナと、音から生まれたふしぎな生きもの“オトッペ”たちのへんてこな毎日を描いた子ども向け番組。
番組内で流れるキャッチーな楽曲やダンスも人気で、関連動画再生回数は1億5千万を突破するなど、子どもから大人まで幅広い層から支持を集める。
『劇場版オトッペ』の主役は、オトッペタウンいちばんのグータラで知られる風のオトッペ・ウィンディだ。
ウィンディは、ある朝どこからか突然あらわれた自分そっくりの赤ちゃんオトッペを“リル”と名付け、育てることとなる。
規則正しい生活や慣れないお世話に悪戦苦闘しながらも、徐々にリルと心を通わせていくウィンディだったが、しかしリルにはある秘密があって……。
本作でも、ウェンディ役を井口裕香、DJシーナ役を久野美咲、ウエスティ役を西島秀俊が演じるほか、謎の赤ちゃんオトッペ・リル役をオーディションで選ばれた稲垣来泉が担当することに。
また、監督は飯塚貴士、脚本は向田邦彦、音楽は吉田ゐさおが務める。
『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』は、2021年秋に全国ロードショー。
<以下、コメント全文掲載>
ウィンディ:井口 裕香
なんと! オトッペがついに! 映画化です! しかもミュージカル映画です!! びゅびゅ~!!??! そしてウィンディが主役!!!? びゅわ~!!!!! 驚きと喜びの連続です♪ 番組開始から5年、本当にうれしいです。ありがとうございます。大きなスクリーンで表情をコロコロ変えて、くるくる飛び回ってみんなをたのしませてくれるウィンディを、大切に演じさせていただきます。映画を見終えたみんなが笑顔いっぱいになってくれると良いなあ。思わず口ずさんでしまうお歌もいっぱいあると思います! お楽しみに~!
シーナ:久野 美咲
たくさんのお子さん達にオトッペを観てもらいたいと思いながら、今までアフレコをしてきたので、映画になって本当に嬉しいです。ウィンディがどんな活躍をするのか、今からとても楽しみです。この映画を通してたくさんの方たちにオトッペを知ってもらえたら嬉しいです!!
リル:稲垣 来泉
6歳の時、テレビで「オトッペ」をみてすぐに歌が好きになって「ウキウキオトッペ」をたくさん歌いました。物に音があることを知って、アプリで家の中のオトッペを探して、どんな音がするんだろう?と、初めて聞く音もあって感動していました。オトッペタウンに行ってみたいと思っていたので、リルちゃんとして夢が叶ってとっても嬉しいです。とってもわくわくしています。オトッペの1度きいたら歌っちゃう音楽や歌がだいすきなので、映画館で観られるのもとっても楽しみです。
ウエスティ:西島 秀俊
ついにオトッペが映画化! とても喜んでいます。独特の世界観、そして一筋縄ではいかないキャラクター達がスクリーンでどんな冒険を繰り広げるのか。きっと素敵な作品になります。スケールアップした劇場版オトッペで沢山の子供達が楽しめるよう僕も全力で挑みたいと思います。
監督:飯塚 貴士
これまで僕自身TVシリーズの脚本やエンディング、Youtube用映像など色々と関わってきたオトッペ。その劇場版の監督を任せてもらえた喜びと緊張で武者震いが止まらぬ日々を過ごしています。大変なご時世の今だからこそ、とにかく明るく楽しく、時々ちょっと不思議なオトッペらしさ溢れるミュージカル映画をお届けできる様、スタッフ一丸となって全力を尽くしております。楽しみに待っていて貰えましたら幸いです!
脚本:向田 邦彦
皆でたくさん愛情を注いで育ててきた『オトッペ』が映画化される事になり、こんなに嬉しい事はありません。劇場版ではテレビ版でなかなか描ききれない大きな物語にチャレンジしています。しかも歌と笑いが盛りだくさんのミュージカル!この映画を、全てのオトッペファンとそうでない方、そして、たくさんのパパとママとこどもたちに届けたいです。
音楽:吉田 ゐさお
「降っている雪は丸くない!」幼い頃、母に手を引かれ、人生初めての映画(アニメ)を観た、私の感想です。最近なぜか、子供向けの作品を担当させていただく機会が増えまして。言われることがあります「お子さんでもわかるように、、、」ん?でも?子供の理解力をバカにしちゃぁいけません。その無限の可能性に勝手にリミッターかけてるのはあなた達大人です。私も子供の目線なんか持ち合わせてはいませんが、バカにもしていません。純粋に自分がイイと思う本物を届けています。あの時「雪は丸くない」と言った少年を裏切らないために。
(C)2021「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」製作委員会(C)NHK/オトッペ町役場