北海道教育庁は2021年9月6日、札幌市を除く道内の教育委員会や学校へ臨時休業等の取扱いに関する通知を出した。同一の学級で複数の児童生徒等の感染が判明した場合は学級閉鎖とする。感染者が1名であっても、濃厚接触者や未診断の風邪等の症状がある者が複数いる場合は学級閉鎖とする。 文部科学省が8月27日に通知した「学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドライン」を踏まえ、北海道教育庁は臨時休業等の取扱いを決定した。これに基づき、適切に対応するよう、各市町村教育委員会や道立学校に要請した。 同一の学級で複数の児童生徒等の感染が判明した場合は、学級閉鎖とする。感染者が1名であっても、濃厚接触者や未診断の風邪等の症状がある者が複数いる場合は学級閉鎖とする。 複数の学級を閉鎖する等、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合は学年閉鎖とする。また、複数の学年を閉鎖する等、学校内で感染が広がっている可能性が高い場合は学校閉鎖とする。 臨時休業の期間は、保健所の助言等を踏まえ、保健所による調査の期間を含めて5~7日程度を目安に設置者が判断する。臨時休業期間中はオンライン学習を実施する。 なお、保健所による調査に時間を要する場合は、感染者が在籍している学級は学級閉鎖とする等、範囲を広めに設定して休業措置をとることとする。 北海道立学校の臨時休業中の学校数は、9月6日時点で、学級閉鎖が高等学校・中等教育学校7校、学校閉鎖が特別支援学校2校。道内では、検査数の85%以上が感染しやすいデルタ株に置き換わり、感染の拡大が進んでいる。夏休み中の学校関係者の感染者数も、これまでの夏休みや冬休みと比べると多い状況だという。
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