『ムーミン』の新たなシリーズとして、作中の独特な個性を持った小さな生きものたちにスポットした「The little ones」が誕生。「The little ones」をあしらったステーショナリーや雑貨が発売され、フェアや期間限定販売も実施されることがわかった。
『ムーミン』の作者であるトーベ・ヤンソンは生前、『ムーミン』の執筆に関してあるインタビューで「私の書く物語が他の誰かを対象にしているとすれば、それはスクルットたちです。スクルットとは、何らかの環境に馴染めずに苦しんでいるような人たち、社会のすみっこで見捨てられている人たちのことです」と語った。
トーベが「スクルット」と呼んだ、生きづらさを感じて隅っこに隠れてしまいがちな存在は、『ムーミン』の物語の中にもたびたび登場する。それが、それぞれ独特な個性を持った小さな生きものたち……「The little ones」だ。
彼らがムーミンたちと出会い、触れ合うことにより、意図しないまま自然に救済されていく姿は、『ムーミン』作品の大きな見どころのひとつ。「The little ones」は、そんな彼らにスポットライトをあてた『ムーミン』の新しいシリーズとなる。
「The little ones」をあしらったアイテムには、お出かけを楽しくする「ランチボックス」や「トートバッグ」をはじめ、毎日使いたい可愛さの「マスキングテープ」や「ダイアリー」、おうち時間を楽しくする「エプロン」や「ミニマグ」がラインナップされた。
また「The little ones」のフェアとして、ムーミンカフェでは10月8日から10月31日まで特別なデザート「トフスランとビフスランの大切な宝石」を提供し、パネル展示を実施。また期間中のムーミンカフェ、ムーミンスタンド、ムーミンショップでは、「The little ones」アイテムの一定額以上の購入者に限定バッジ（全10種）をプレゼントする。
このほか、「代官山 蔦屋書店」では9月22日から10月5日、「二子玉川 蔦屋家電」では9月24日から10月8日に、「The little ones」のアイテムを期間限定で販売。ファンはぜひ足を運んでみたい。
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