西武鉄道(西武)は、10月19日にメットライフドーム(埼玉県所沢市)で行なわれる埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦で松坂大輔投手が最終登板になることを記念した企画を西武球場前駅(埼玉県所沢市)で実施する。松坂投手は1998年、横浜高校からドラフト1位で当時の西武ライオンズに入団。甲子園での活躍から「平成の怪物」と呼ばれ、プロ最初の1999年シーズンでいきなり最多勝に輝き、最優秀新人のタイトルを獲得した。2007年シーズンにはメジャーリーグへ移籍し、ボストン・レッドソックスやニューヨーク・メッツで活躍。2015年シーズンにソフトバンク・ホークスへ移籍し日本球界に復帰したが、怪我の影響で目立った活躍がないまま2018年シーズンに中日ドラゴンズへ移籍。さらに2020年シーズンでは古巣の埼玉西武ライオンズに復帰していた。最終登板は先発起用される模様で、かつての背番号18のユニフォームを着用するという。選手としての晩年は不遇だった松坂投手だが、日本球界やライオンズに残した功績は大きく、西武では「感謝の気持ちを込めて」として、最終登板日に20000系の三代目『L-train』を西武球場前駅5番ホームに留置し、15時30分~21時30分の間、復刻された松坂投手が登場する「LIONS NEWS」を掲出。当日の5番ホームは背番号18にちなんで番線数字が18番とされる。また、14時から21時30分までは改札外の特設会場で記念カード付き大人用入場券(150円)が5000枚限定で、1人1回2枚まで発売される。このほか、5番ホームには松坂投手へのメッセージボードを設置。改札内のLED表示器やデジタルサイネージには松坂投手への感謝のメッセージが表示される。