ペチャット「ほぼ自動おしゃべりモード」搭載…新モデル

 博報堂は、ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー「Pechat(ペチャット)」に「ほぼ自動おしゃべりモード」を搭載した新モデルの販売を、2021年12月9日より全国で開始した。

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ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー「Pechat(ペチャット)」
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 博報堂は、ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー「Pechat(ペチャット)」に「ほぼ自動おしゃべりモード」を搭載した新モデルの販売を、2021年12月9日より全国で開始した。

 博報堂が開発したペチャットは、ぬいぐるみにつけるボタン型スピーカー。スマホを操作すると、ぬいぐるみがおしゃべりしているように感じさせることができる。ぬいぐるみを介した親子のコミュニケーションや、歌や読み聞かせによる知育・情操教育等、子育てのさまざまなシーンで活用できる次世代の育児アイテムとして、2016年12月に販売を開始。累計販売台数は25万台を突破している。

 ペチャットの「新モデル」は、マイク性能を向上させ、より高い精度の音声認識が可能になった。子供の反応に合わせて自動でおしゃべりをする「ほぼ自動おしゃべりモード」を新たに搭載。専用アプリも全面リニューアル、本体の電池残量の確認、電源オフの操作、起動音等の効果音のオン、オフの設定が可能になった。

 「ほぼ自動おしゃべりモード」は、スマホの操作なしでペチャットが子供の発話を認識して自動で会話を行う機能。さまざまなジャンルのクイズを出題する「クイズ」、多様なテーマで雑談する「ざつだん」、それぞれ100種類のシナリオがある。この2つを組み合わせた「おまかせ」の3つのモードがある。

 話すのが好きな子供には話を掘り下げるシナリオを、話を聞くのが好きな子供にはペチャットがたくさん話すシナリオが発動する、会話の傾向を設定することができる。

 その他、3,000種以上のセリフを収録した「おしゃべり機能」では、文字を入力したり、声を吹き込んだりしておしゃべりさせることもできる。好きな歌やお話を20種ずつ収録した「うた・おはなし」では、有料で追加もできる。泣きやみ・おやすみ音楽を収録した「あかちゃんモード」では、泣き声検知機能も搭載している。「ペチャット英語」は、英単語を聞いたり、発音をまねたり、英語の歌をうたったり、楽しく英語に触れられる等の機能がある。新モデルのカラーは、イエロー、ピンク、ミントの3色。

 Amazonと各種EC Webサイト、全国の百貨店、雑貨店、玩具店等で販売。「ほぼ自動おしゃべりモード」機能の利用料は月額360円。発売を記念し、アプリ上で登録してから最初の3か月間無料(実施期間は2022年3月末までを予定)で利用できる。

 博報堂は、人とエージェント(人と対話するサービスインターフェース)の心を通わせる技術やノウハウを「エモテク」と名付け、その発展と市場拡大を目指す業界横断プロジェクトチーム「エモテクJAPAN」を先日発足した。ペチャットも「エモテク」の事例のひとつとして、アップデートを重ね、より楽しく役立つアイテムにすることを目指している。

◆Pechat「新モデル」製品
一般販売価格:5,990円(税込)
内容物:Pechat「新モデル」本体、マイクロUSBケーブル、説明書
専用スマホアプリ:無料ダウンロード(iOS・Android対応、一部機能有料)
「ほぼ自動おしゃべりモード」機能の利用料金:月額360円、アプリ上で登録してから最初の3か月間無料(実施期間は2022年3月末までを予定)
購入方法:Amazonと各種EC Webサイト、全国の百貨店、雑貨店、玩具店等

<製品仕様>
通信方式:Bluetooth5.0(対応プロファイル:HFP/A2DP)
見通し送信距離:約10m(使用環境による)
電源:3.7V リチウムイオンポリマー二次電池
充電時間:約3時間
連続使用時間:約1.2時間
外形寸法:直径45mm×奥行き19mm(取り付け部含む)
重量:17g
付属品:充電ケーブル
対応OS:iOS14.0以上/Android9.0以上
※上記仕様は予告なく変更する場合がある
《大田芳恵》

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