統計的探究力を育む高学年向けワークブック「統計」12/21発売

 アルクは2021年12月21日、「小学5・6年生向け 統計【基礎編】」「小学5・6年生向け 統計【発展編】」を発売した。子供の興味から生まれる「なぜ?」を深掘りする自由研究や、近年出題が増えている統計・データ・グラフを読み解く中学受験対策にも役立つ1冊となっている。

教育・受験 小学生
小学5・6年生向け 統計【基礎編】【発展編】
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 アルクは2021年12月21日、「小学5・6年生向け 統計【基礎編】」「小学5・6年生向け 統計【発展編】」を発売した。子供の興味から生まれる「なぜ?」を深掘りする自由研究や、近年出題が増えている統計・データ・グラフを読み解く中学受験対策にも役立つ1冊となっている。

 ビッグデータ時代を生きるすべての人に役立つ「統計データを調べ、データから何かを読み取り、課題を解決・改善に役立てる力」は、子供のころからの継続した統計教育によって育まれる。日本でも近年「データの活用」や「情報」として、小学校から大学入試にいたるまで、一貫した統計教育の指針が立てられた。

 「小学5・6年生向け 統計【基礎編】【発展編】」では、「味噌汁vs豚汁、冷めやすいのは?」等、小学生に身近な事例を題材に、探究学習をするときに大切な考え方である「PPDACサイクル」を回す練習をすることができる。なお、PPDACサイクルとは、Problem:問題を設定、Plan:データ収集の計画、Data:データを集める、Analysis:分析する、Conclusion:結論を出すこと。

 【基礎編】では、中学年で学習する棒グラフ・折れ線グラフを中心に、【発展編】ではそれに加え、高学年で学習する円グラフ・帯グラフ・ドットプロット・ヒストグラムを使った問題が収録されている。さまざまなグラフを描き、読み取る練習をすることで、算数分野の復習にも役立つ。

 監修は、小学生も対象とする統計グラフコンクール審査員を歴任し、立正大学データサイエンス学部の渡辺美智子教授。

 ワークを通じて「データを示しながら話をすること」「正しいデータの調べ方」等を学習することにより、「これからの子供の生きる力」を伸ばすことができる。
《木村 薫》

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