朝日新聞出版は2022年10月15日、小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ11月号」を発売した。特集は「憲法を変えるってどういうこと？」。憲法は中学入試でも頻出のテーマで、各国の憲法を比較している。
特集の「憲法を変えるってどういうこと？」では、世界190か国の憲法を比較。「日本の憲法は76年間、一文字も変えていなくて文字数も少ない」「ドイツは年一回、改憲」「インドは日本の約30倍の長さ」等、各国の憲法を比較。日本国憲法と大日本帝国憲法との違いや、日本の憲法がずっと変わっていない理由、憲法を変えるにはどんな条件が必要か等、基礎から話題の改憲についてまで幅広く紹介している。
ニュース解説記事は「原発また増やして大丈夫？」。岸田文雄首相が8月24日、原子力発電所の新増設や建て替えについて検討を進める考えを示した。2011年の福島第一原発事故のあと、政府は原発の依存度を下げる方針だったが、新増設が決まれば大きな政策転換となる。新増設検討の背景やその場合のリスク等を、ジャーナリストの一色清氏が読み解く。この他、「日中国交正常化50年」「ヤクルト村上宗隆選手の偉業」のニュースを、子供たちにもわかりやすく解説する。
スペシャルインタビューは、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」でヒロインを演じる福原遥。“朝ドラ”ヒロインになることが夢だった彼女が、夢を実現した今、頑張りたいこと等を教えてくれる。読者からの質問に答えるHiHi Jetsの連載「放課後はまかせて！」には、井上瑞稀が登場。「ダイエットとリバウンド」についての悩みに、アドバイスを送る。その他、投資術の本が人気の厚切りジェイソンによる「お金の学び方」のインタビューや、ジュニアエラを中学受験の勉強に生かす方法等を紹介している。
ジュニアエラ11月号は定価499円（税込）。書店やASA（朝日新聞販売所）、Amazon等から購入できる。
