小学生のお年玉、総額「1~3万円」が最多…10万以上も

 幼児、小学生の保護者向けの教育メディア「おうち教材の森」は、日本全国の小学生の保護者を対象に「小学生のお年玉の総額」についてアンケート調査を実施した。お年玉の総額は「1~3万円」の回答者がもっとも多かった。

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 幼児、小学生の保護者向けの教育メディア「おうち教材の森」は、日本全国の小学生の保護者を対象に「小学生のお年玉の総額」についてアンケート調査を実施した。お年玉の総額は「1~3万円」の回答者がもっとも多く、中には「10万円以上もらう」という小学生もいることが明らかとなった。

 同調査は、2022年11月10日に、小学生のお年玉事情についてインターネット調査を実施した。対象となるのは全国の小学生保護者200名で、内訳は1年生51人、2年生27人、3年生26人、4年生24人、5年生36人、6年生36人。「小学生のお子さんはお年玉を総額いくらもらう?」の質問について回答を得た。

 お年玉の総額は、回答者が多い順に1位「1~3万円」、2位「1,000円~1万円」、3位「3万円~5万円」、4位「5万円~10万円」、5位「1,000円以下」、6位「10万以上」という結果になった。

 第1位の「1~3万円」と回答したのは、97人の保護者。この総額について、「親戚の集まりで、複数の家族からもらうため」「方祖父母と母方祖父母からそれぞれ1万円ずつ合計2万円もらう予定」との回答があった。中には「お年玉を渡す前に親類同士であらかじめ金額を決めている」と事前にルールを決めている家庭もみられた。

 第2位の「1,000円~1万円」は54人が回答。「お正月に会う人数が少ないから」という声や「お金の価値や使い方をわかっていない小学校低学年では、1万円を超える金額は渡さないようにしている」「これくらいが妥当」「その程度で十分だから」等、保護者の価値観に沿った回答が見受けられた。

 第3位となる「3万円~5万円」は34人が回答した。「祖父母からたくさんもらうから」といった理由や、「家族が多く、お正月にしか会えない人もいるので比較的多くもらう」「たくさんの人にいただくから」等、家族や親族、お正月に会う人が多い家庭が多い傾向にあった。

 第4位「5万円~10万円」では、8人と少数であった。「小学生らしく3,000円や5,000円が主だが、田舎の親戚になると曾祖父や曾祖母から1万円等、1人単位で高額をくれる」「両家の祖父母や叔父叔母からもらう」「親戚や周りの方々に挨拶回りをしてもらう」等、第3位同様、家族・親族の多さが際立つ回答が多かった。

 第5位は、もっとも少ない総額となる「1,000円以下」で6名の回答があった。「子供なので、お金の価値を知るところから始める」や「まだお金の管理ができないから大金はあげられない」といった声や、「大きくなるまではこれぐらいの値段と示し合わせている」「そもそもほとんどのものを親が買っているので、お年玉はあまり必要ない」といった少数派の意見もあった。

 最下位となる第6位は、1名の回答で最高額の「10万円以上」。「親戚が多いので去年もそれくらいもらっていた」と、お年玉をくれる人の多さを示す回答であった。

 お年玉の総額をみてみると、「1万円~3万円」もらうという回答が多い中で、家族や親族の多さ、親族との関係性、家庭の方針等で「1,000円以下」から「10万円以上」と幅があることもわかった。

 お年玉の金額については、「親戚内で金額をあらかじめ決めておく」という方法も、お年玉をあげる方にとっては、悩まずに済む良い方法となりそうだ。


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