【大学受験2025】埼玉県立大、大学院の定員拡充

 埼玉県立大学は2023年3月20日、2025年度以降の大学院入学者選抜の変更について(予告)を公表した。博士前期の募集人員は20人から38人に、後期は6人から8人に拡充される。

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募集人員の変更
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  • 2025年度入試以降の大学院入学者選抜の変更について(予告)

 埼玉県立大学は2023年3月20日、2025年度以降の大学院入学者選抜の変更について(予告)を公表した。博士前期の募集人員は20人から38人に、後期は6人から8人に拡充される。

 埼玉県立大学では、令和7年度(2025年度)入試からの大学院入学者選抜における変更点を公表。変更内容は、募集人員、1年間に2回入学者選抜を実施、選抜区分の新設および廃止、出願要件の変更について。

 博士前期課程の募集人員は看護学専修、リハビリテーション学専修、健康福祉科学専修をあわせて計20人であったが、2025年度入試以降は看護学専修15人程度、リハビリテーション学専修13人程度、健康福祉科学専修10人程度で計38人に変更。博士後期課程は、一般選抜での募集が6人から、学内推薦特別選抜2人以内を含み8人に変更。また、学内推薦特別選抜(DC1枠)も設け、若干名募集する。

 博士前期課程それぞれの募集人員は、看護学専修については15人程度のうち、一般コース7人程度、CNSコース8人程度となる。リハビリテーション学専修については、学部・博士前期課程一貫教育コース(理学・作業 各2人以内を含む)の一般コースで13人程度。なお、学部・博士前期一貫教育コースでの入試は2027年度入試から実施予定。健康福祉科学専修については、社会福祉分野、健康情報分野、検査技術分野(学部・博士前期課程一貫教育コース2人以内を含む)それぞれ若干名で、10人程度の募集予定となっている。

 また、1年間に2回の入学者選抜を実施。1回目の選抜で募集人員が充足しなかった場合、2回目の選抜が実施される。

 さらに、博士前期課程では社会人特別選抜が廃止され、学内推薦特別選抜が新設される。なお、学内推薦特別選抜(学部・博士前期一貫教育コース対象者)は 2027年度入試(2026年度実施)から実施予定。博士後期課程には、学内推薦特別選抜が新設される。

 出願要件の変更もある。博士前期課程は出願前相談が必須となる。博士前期・後期課程は、日本語以外が母国語の受験者に日本語資格要件を追加。要件は、国際交流基金と日本国際教育支援協会により2010年度以降に行われた日本語能力試験(JLPT)のN1に合格した者。ただし、出願前相談で指導教員が認めた場合はN2でも可。もしくは、日本学生支援機構が実施する日本留学試験(EJU)を受験し、日本語科目450点満点のうち280点以上を得点した者。

 埼玉県立大学は、今後の状況により内容に変更が生じる場合があり、変更が生じた場合には速やかにWebサイトに掲載するという。

《いろは》

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