千葉県立中央博物館「外来昆虫最前線」4/29-6/18

 千葉県立中央博物館は2023年4月29日~6月18日、トピックス展「千葉の外来昆虫最前線!」を開催する。千葉県内で確認されている「ヒアリ」等の外来昆虫を展示し、生態や拡散させない対処方法等を紹介する。入場料は中学生以下無料。

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トピックス展「千葉の外来昆虫最前線!」
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 千葉県立中央博物館は2023年4月29日~6月18日、トピックス展「千葉の外来昆虫最前線!」を開催する。千葉県内で確認されている「ヒアリ」等の外来昆虫を展示し、生態や拡散させない対処方法等を紹介する。入場料は中学生以下無料。

 千葉県内では、これまで170種以上の外来昆虫が確認されており、その中には、強い毒性を持つ昆虫や生態系に悪影響を及ぼす昆虫等も含まれている。トピックス展「千葉の外来昆虫最前線!」では、県内で確認された外来昆虫等、約30種を展示し、その生態や見分け方、拡散をさせないための対処方法を紹介する。

 展示では、外来昆虫の中でも、生態系や人間の生活に特に影響を及ぼす可能性がある「特定外来生物」について、標本や画像で紹介。特に2023年(令和5年)4月1日から新設された「要緊急対処特定外来生物」に指定されたヒアリとその近縁種は、標本や画像に加え、動画や防除に使われる道具も展示する。

 また、外国産のカブトムシとクワガタムシを例に、ペットとして飼われていた外来昆虫を野外に放すことで発生する問題を解説。外来昆虫の問題について、県が行っている取組みや、個人ができる対策を紹介する。その他、これから千葉県に侵入する可能性のある外来昆虫や、身近で観察できる外来昆虫、国内の他地域から侵入した国内外来種等についても解説。外来昆虫の見分け方が学べる昆虫標本のクイズコーナーも設置している。

 関連行事として、4月29日、5月3日、5月4日、6月4日に、研究員が展示内容を展示室で解説する「ミュージアムトーク」を行う。各日午前11時~11時30分、午後2時30分~3時の2回実施。入場料は中学生・小学生、未就学児は無料。一般300円、高校生・大学生150円。6月15日の県民の日は入場料無料。休館日は毎週月曜日と5月9日。

◆トピックス展「千葉の外来昆虫最前線!」
日時:2023年4月29日(土・祝)~6月18日(日)
場所:千葉県立中央博物館 第2企画展示室(千葉県千葉市中央区青葉町955-2)
入場料:一般300円、高校生・大学生150円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳等を持つ人とその介護者1人は無料。6月15日(木)は県民の日で無料
※ミュージアムトーク
日時:4月29日(土・祝)・5月3日(水・祝)・5月4日(木・祝)・6月4日(日)各日11:00~11:30・14:30~15:00の2回

    

《田中志実》

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