ヤフーが提供する「Yahoo!検索」は2023年4月27日、検索データをもとに大型連休に関する検索トレンドを分析して公表した。ゴールデンウィークの外出に関する検索数が、コロナ禍の2020年から6倍以上に増加していることがわかった。
新型コロナウイルス感染症の流行以降、「おでかけ」需要は停滞傾向にあったが、2023年は行動制限が解除され、おでかけ需要も回復の兆しをみせている。こうした傾向は、ユーザーの検索行動にも表れており、検索サービス「Yahoo!検索」のデータでは、2023年4月1日から4月18日までの期間に「ゴールデンウィーク 旅行」等、大型連休のおでかけに関する検索数は、新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた2020年の同時期と比較して6倍以上にまで増加し、大型連休に向けたおでかけ需要の高さがうかがえるという。
2023年の特徴として、「ゴールデンウィーク 穴場」といった「穴場」に関する検索数も増加しており、4月1日から4月18日までの期間と2022年同時期と比較して3倍以上の検索数となっている。おでかけ需要が回復する中で、人とは違う行き先や、人混みを避けて楽しめる場所等への関心も伸びていることが推察されるとしている。
そこで、関心が高まっている「穴場」スポットに関する検索ランキングも発表。2022年4月11日から2023年4月16日までの期間に「ゴールデンウィーク 穴場」と検索したユーザーたちが、その後に検索したスポット名をランキング形式でまとめた。広大な敷地を有する公園や郊外のレジャー施設等、家族やグループでも楽しめる施設が人気を集める結果となった。
全国ランキングでは、1位が「西武園ゆうえんち」（埼玉県）、2位は「国営ひたち海浜公園」（茨城県）、3位は「あしかがフラワーパーク」（栃木県）と関東圏が上位を占めた。東海ランキング1位は「伊豆ぐらんぱる公園」（静岡県）、近畿ランキング1位は「滋賀農業公園ブルーメの丘」（滋賀県）となっている。
「Yahoo!検索」では、大型連休に関する多様な情報をわかりやすく掲載。「GW おでかけ」と検索すると、エリア別の天気予報、おでかけスポットや高速道路渋滞予測を、「GW 大阪 おでかけ」等の地域名を含めて検索すると、検索した地域の注目のおでかけスポットをまとめて確認できるという。
◆Yahoo!検索「GW 穴場ランキング」
【全国】
1位：西武園ゆうえんち（埼玉県）
2位：国営ひたち海浜公園（茨城県）
3位：あしかがフラワーパーク（栃木県）
4位：モビリティリゾートもてぎ（栃木県）
5位：ふなばしアンデルセン公園（千葉県）
6位：ムーミンバレーパーク（埼玉県）
7位：滋賀農業公園ブルーメの丘（滋賀県）
8位：マザー牧場（千葉県）
9位：よみうりランド（東京都・神奈川県）
10位：東京ドイツ村（千葉県）
【東海ランキング】
1位：伊豆ぐらんぱる公園（静岡県）
2位：富士山こどもの国（静岡県）
3位：ぎふワールド・ローズガーデン（岐阜県）
4位：岐阜ファミリーパーク（岐阜県）
5位：養老ランド（岐阜県）
【近畿ランキング】
1位：滋賀農業公園ブルーメの丘（滋賀県）
2位：花博記念公園 鶴見緑地（大阪府）
3位：神崎農村公園ヨーデルの森（兵庫県）
4位：兵庫県立赤穂海浜公園（兵庫県）
5位：農業公園信貴山のどか村（奈良県）
※ランキングは一部
