スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫に注目する『「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!』が、2023年6月9日より福岡市博物館で開催。貴重な資料や企画書、立体造型物などを展示する。
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鈴木敏夫は1978年に雑誌「アニメージュ」の創刊に参加。副編集長、編集長を務める一方で、宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』や高畑勲監督の『火垂るの墓』で映画製作にもたずさわってきた。
スタジオジブリ設立にも参加して専従になると、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など全劇場作品や三鷹の森ジブリ美術館のプロデュースを手掛けている。現在は2023年7月14日公開予定の宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』を製作中だ。
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「鈴木敏夫とジブリ展」は“あなたの知らないスタジオジブリの秘密を知ることができる展覧会”として、2019年に東京・神田明神ホールと長崎・ハウステンボス美術館で開催された。その後、展示品を増やし、バージョンアップした『「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!』を3年ぶりに開催し、京都、東京と巡回。現在は岩手展が5月24日まで行われており、6月9日から福岡展が始まる。
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約8,800冊にも及ぶ鈴木敏夫の本棚の展示、高さ3mの湯婆婆と銭婆が出迎えてくれる「湯婆婆と銭婆の“恋愛・開運”おみくじ」、名シーンを再現して作品の世界観で写真撮影ができる「大・中・小トトロフォトスポット」など見所が盛りだくさんだ。
“恋愛・開運”おみくじでは鈴木敏夫の「大事な言葉」が印字されたおみくじもゲットできる。
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『崖の上のポニョ』『もののけ姫』『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』『千と千尋の神隠し』『紅の豚』『風立ちぬ』など7作品の名場面タペストリー、名セリフを巨大オブジェにした「吊り文字」エリアも用意。会場のさまざまな場所でスタジオジブリと鈴木敏夫の仕事を堪能できる展示会となっている。
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『「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!』は6月9日~8月31日に開催(月曜休館)。本展では前売りで企画チケットを発売。17時以降から使用できるお得なアフター5割引チケットの「真夏の夜のまっくらくらミュージアムチケット」、博多織の「オリジナル栞」がセットになった「福岡限定!博多織オリジナルグッズ付きチケット」をローソンチケットで5月8日10時から購入できる。
・開催会期:2023年6月9日~8月31日(月曜休館)
・開催会場:福岡市博物館 特別展示室(福岡市早良区百道浜3-1-1)
・一般入場料金:1,700円(土日祝)、1,500円(平日)
・中高生入場料金:1,400円(土日祝)、1,200円(平日)
・小学生入場料金:1,100円(土日祝)、900円(平日)
・発売方法:ローソンチケットにて発売
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