スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」より、夏休みを迎える2024年8月の園内情報が届いた。月替わりの短編アニメーション上映で『毛虫のボロ』がおくられるほか、『崖の上のポニョ』をモチーフにした「スーパーボールすくい」の開催も予定されている。
ジブリパークは愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内にある、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設だ。2022年11月に開園した「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に加え、2023年11月に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」と2つの新エリアが開園し、5エリアで構成されている。
そんな同園の「ジブリの大倉庫」内「映像展示室オリヲン座」では、月替わりでスタジオジブリ制作の短編アニメーションが上映されている。このたびその2024年8月の作品が『毛虫のボロ』に決定した。
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宮崎駿(崎は「たつさき」、以下同)監督が原作・脚本・監督を務めた『毛虫のボロ』は、フランスの「第77回カンヌ国際映画祭」でスタジオジブリに「名誉パルムドール」が授与された式典にて上映された短編作品のひとつにあたる。生まれたばかりの、体長わずか1mmの小さな毛虫・ボロの視点から見た虫の世界を描く作品だ。
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また「どんどこ森」の休憩所「どんどこ処(どころ)」では、夏休みからの期間限定で「スーパーボールすくい」が開催予定。『崖の上のポニョ』をモチーフにしたボールをすくって遊べるもので、1回500円で体験できる。
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そして宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が「第96回アカデミー賞」の長編アニメーション映画部門賞を受賞し贈呈されたオスカー像は、「ジブリの大倉庫」内「電波室」にて2024年8月まで展示が予定されている。来園の際は見逃さないようにしよう。
スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」の2024年8月入場分のチケットは予約制。6月10日14時よりBoo-Wooチケット、ローソンやミニストップ店頭のLoppi、ローチケWEBにて取り扱いがスタートする。詳細は公式サイトまで。また6月28日には、5エリアを初めて網羅した『新装版 ジブリパーク公式ガイドブック』が発売される。
■ジブリパーク 施設概要
≪所在地≫ 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
≪営業時間≫ 平日 10:00~17:00、土・日・休 9:00~17:00
≪休園日≫ 火曜(休日の場合は翌平日)、指定日
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