教育ネットは2024年8月21日、「ネット利用における実態調査」の結果を発表した。小中学生がもっとも多く利用しているゲームは「マインクラフト」で、ついで小学生は「スプラトゥーン」、中学生は「Fortnite」の利用率が高いことがわかった。
「ネット利用における実態調査」は、2023年4月から2024年3月にかけて、教育ネット支援自治体の小学校、中学校の児童生徒を対象に実施した。有効回答数は、61小学校2万933人、37中学校1万2,361人、合計3万3,294人。
全学年でもっとも多く利用されているのが「マインクラフト」で、特に小学4年生から小学6年生では半数を超えている。2番目に多く利用されているのが小学生は「スプラトゥーン」、中学生は「Fortnite」だった。
なお、「スプラトゥーン」は2022年度と比較すると小学生で大幅に利用率が増加した。また、ゲームの利用率が高いのは小学校高学年で、小学5年生をピークに学年が上がるにつれ減少傾向となる。ゲームをする際、オンラインで会話ができる「Discord」の利用率は、学年が上がるにつれ増えており、中学3年生では、19%と5人に1人が利用していることがわかった。