LINEヤフーの子供向けポータルサイト「Yahoo!きっず」は2023年10月30日より、おもに小学4～6年生を対象に、より良い社会をつくっていく世界のアイデアや取組みなどをわかりやすく紹介するメディア「世界スイッチ」を新たに創設した。終了時期未定。
近年、環境や社会問題の深刻化などを背景に、より良い社会をつくっていくための取り組みが世界的に広まっている。「Yahoo!きっず」では「SDGs」といったワードが検索上位にのぼるなど、子供たちの関心も高まっていることがうかがえる。その一方で、小学生以下の子供たち自身が、より良い社会につながる取組みについて継続的に情報を得られるWebメディアやコンテンツが少ないという現状がある。
そこで「Yahoo!きっず」では、社会を“もっと”良くするアイデアを集めたWebマガジン「IDEAS FOR GOOD」と連携し、おもに小学校高学年の子供たちを対象とした新たなメディア「世界スイッチ」を創設した。
「世界スイッチ」では、より良い社会をつくっていくための世界各地の取組みやアイデアなどを紹介する記事を掲載。「IDEAS FOR GOOD」上にある記事の内容をベースに、子供向けに編集した記事を毎週追加する。また、イラストや動画を使ってわかりやすく1つのテーマを掘り下げていく特集記事を定期的に配信していく予定だという。気に入った記事には「いいね」を押せるほか、友達や家族へ記事の「シェア」ができる。
そのほか、「バイオミミクリー」「ダイバーシティ」「メタバース」といったキーワードを、子供向けにわかりやすく解説した用語集などのコンテンツを用意している。より良い社会に向けた取組みなどに関連してよく耳にするキーワードをひとつひとつ詳しく解説。それぞれの解説記事では、キーワードの意味に加え、そのキーワードにまつわる社会状況や取組みなどもあわせて紹介し、子供たちの興味が広がるように設計しているという。
それぞれの記事には内容に関連する言葉がタグ付けされており、子供たちは自身の興味にあわせ「#環境問題」「#未来」「#かっこいい」といった言葉から関連する記事や用語を探すことができる。また、学校の授業などで、取組み事例やディスカッションの題材として活用することもできる。
「世界スイッチ」では今後、さまざまな他メディアとの連携を図りながら、より良い社会をつくっていく世界のアイデア以外にも、子供たちの好奇心を刺激するコンテンツの拡充を進めていく予定だとしている。
