小・中学生のお年玉の平均額&使い道は…ネットマイル調べ

 バンダイナムコゲームスとネットマイルは1月25日、小・中学生の情報交換サイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした「お正月についての調査レポート」のアンケート結果を発表した。

生活・健康 その他
今年、年賀状(年賀メール)は何人くらいに送りましたか?
  • 今年、年賀状(年賀メール)は何人くらいに送りましたか?
  • 中学生の4割以上が「31人以上」に年賀状(メール)を送付
  • 年賀状は何で出しましたか?
  • 年賀状はどうやって作りましたか?
  • お年玉は何人の人からもらいましたか?
  • もらったお年玉はどうしますか?
 バンダイナムコゲームスとネットマイルは1月25日、小・中学生が中心に参加する情報交換サイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした「お正月についての調査レポート」のアンケート結果を発表した。調査期間は1月4日〜6日、有効回答数424名(男子29名、女子395名)、ネットマイルリサーチ調べ。

 今年、年賀状や年賀メールを何人に送ったかという質問に対して、「11〜20人」という回答が全体の32.3%で最も多く、次に「21〜30人」が17.7%、「6〜10人」が16.5%となった。11人以上に送ったというのは男子よりも女子に多かった。「31人以上」と答えたのは小学校中学年・高学年で1割程度だが中学生になると4割を超えており、学年が上がるにつれ交友関係の広がりをうかがえる結果となっている。

 どのような年賀状を出したかについて複数回答で質問したところ、「年賀はがき」が全体の99.0%と圧倒的多数だった。はがき以外の回答では、「携帯電話のメール」が16.0%、「PCのメール」が5.2%となった。性別でみると、「携帯メール」は女の子、「PCメール」は男の子に多いようだ。学年別でみると、「携帯メール」は小学校中学年では1.3%だが、高学年では13.2%、中学生では34.0%と一気に利用率が増えている。

 年賀状の作り方については、「自分でPCで作ったはがき」という回答が全体の36.3%、次に「はがきに手書き」が34.1%となっている。自作はがきは女子のほうに多く見られた。また、学年が上がるほどPCを使って年賀状を作成する子どもが増えるようだ。

 お正月にしたあそびについて聞いたところ、全体では1位が「携帯ゲーム」で55.2%、2位が「テレビゲーム」で43.9%、3位が「トランプ」で30.0%、4位が「雪あそび」で19.3%、5位が「ボードゲーム」で15.6%となった。男女ともにゲームが上位に入っており、男の子では7割以上と根強い人気となっている。

 何人からお年玉をもらったかという質問では、「5人」が全体の17.9%で最も多く、次いで「4人」が14.9%、「3人」が13.4%と続いている。お年玉の平均金額は25,606円という結果で、男の子は28,040円、女の子は25,421円と男の子のほうがやや多くなった。

 各学年の平均金額は、小学1年生が13,800円、小学2年生が16,958円、小学3年生が23,133円、小学4年生が26,437円、小学5年生が23,758円、小学6年生が27,370円。中学1年生が28,177円、中学2年生が26,308円、中学3年生が27,556円だった。

 もらったお年玉については、「自分が使っていい分は欲しいものがあった時に使う」という回答が全体の51.8%と最も多く、次いで「ぜんぶ貯金などにして使わない」が21.3%、「親に預かってもらう」が10.1%と続いている。「自分が使っていい分はすぐ使う」という回答は、どの学年でも9%を下回っている。学年別でみると、「親に預かってもらう」は小学校低学年では50.0%、中学年で12.3%、高学年で8.4%、中学生では4.8%となっている。

 また、使い道についての自由回答では「ゲーム関連」「雑貨・文房具」「洋服」「本・マンガ・雑誌」が多く挙げられたほか、お正月らしい「福袋」というのもあった。一方で「貯金する・使わない・一部使って残りはとっておく」という回答も多く、子どもたちの堅実な姿勢もうかがえる結果となった。
《前田 有香》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top