国際子ども図書館では、2月19日から展示会「日本の子どもの文学―国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」を開催する。 国際子ども図書館初の長期展示会となるこの展示会では、同館所蔵の明治から現在までの絵本や雑誌の中から、代表的な児童文学作家や画家の作品を紹介。また、子どもが児童文学に接するきっかけとなる教科書の掲載作品や童謡の展示も行うという。他にも著名な児童文学者の作品を集めた児童文学者コーナーにを設置。半年ごとに作品を入れ替えながら、全体で約270点を展示する予定。◆日本の子どもの文学―国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み 第1章 『赤い鳥』創刊から戦前まで-「童話」の時代 第2章 戦後から1970年代まで-「現代児童文学」の出発 第3章 1980年代から1999年まで-児童文学の現在 第4章 現代の絵本-戦後から1999年まで 第5章 子どもの文学のはじまり開催期間:2011年2月19日(土)〜開催時間:午前9時30分〜午後5時会場:国際子ども図書館3階本のミュージアム(東京都台東区上野公園12-49)入場料:無料 また今回の展示会の関連イベントとして、「日本の子どもの文学-昨日・今日・それから」と題した講演会を3月12日に開催予定。展示会の監修者・宮川健郎氏と児童文学の専門家・神宮輝夫氏による講演および対談が行われる。◆講演会「日本の子どもの文学-昨日・今日・それから」開催日時:2011年3月12日(土) 午後2時〜午後4時30分対象:中学生以上(定員100名)会場:国際子ども図書館ホール(3階)入場:無料申込方法:往復はがきまたは電子メール締切:2月25日(金)※詳細および宛先は、ホームページを参照