5月28日に公開される映画「手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-」の公開にあわせた絵画展「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展-手塚治虫と四大巨星(スター)-」の発表会見が30日行われ、タレントの片岡鶴太郎、歌手の工藤静香、八代亜紀が出席した。 この絵画展では、画家としても活躍する片岡、工藤、八代と俳優・石坂浩二の4人が描いたブッダの絵を展示する。また、彼らからの提案により、1枚150円で4人が描いたブッダをポストカードにして販売し、その収益を東北地方太平洋沖地震の被災地に全額寄付する。 片岡は「被災された地方の方々の行動が、落ち着いていて礼儀正しいと世界中でも言われていることにも仏性というものの存在を感じました」とコメント。工藤は「私の描いた絵が、もし被災地の皆様を支える力になるのであれば、被災地に寄贈したいと思っています」と語り、八代は「人間は欲だらけというのが最近分かりました。なかなか欲というものもなくすのは難しいかもしれませんが、無償の愛を与える八代亜紀のブッダ、生命のブッダ、これから修行されるブッダをイメージして愛を描きました」と自身の作品を説明した。石坂も「この絵は私の祈りです」とコメントしている。「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展-手塚治虫と四大巨星(スター)-」は3月31日から4月17日まで、東京タワー・フットタウンにて開催される。 「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」のホームページでは、同映画の予告編の視聴が可能だ。