東京電力(勝俣恒久会長)は1日正午過ぎ、4月2日から4日までの3日間の計画停電の見通しを発表した。土曜日から月曜日になるが、いずれの日も計画停電を実施しない。3日間の気温が高めで安定しているわけではないが、供給力との間にゆとりがあり、停電による電力消費の抑制は必要ないと考えた。そのため第1から第5グループまですべてのグループの計画停電を取り止めた。2日以降の需給予測は以下の通り。日付 供給力 需要想定4月2日(土)=3700万kW 3200万kW4月3日(日)=3700万kW 3400万kW4月4日(月)=3900万kW 3650万kW2日は平年より気温が高めに推移すると予想し、さらに週末の需要減も見込んだ。また、3日は気温が下がるため、需要は200万kWの上乗せ。さらに、4日は月曜日で気温が低いということを想定して、需要を高めに見積もった。予定通り4日まで計画停電が実施されないと、3月29日から7日間連続で計画停電がないことになる。