カカクコムは、購買支援サイト「価格.com」で家庭での節電対策に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。東日本大震災による節電に対する意識の変化について聞いたところ震災前は節電を「意識していた」が7割超で、残る約3割弱は「意識が低かった」と回答。しかし、震災後には、どちらの層も節電意識が高まり、全体の97.2%が「意識している」と回答した。また、震災前から節電を意識していた人の半数以上が「さらに高まった」とし、節電意識が低かった人のうちの約9割が「意識が高まった」と回答した。地域別では、計画停電が実施された影響から関東地方の変化が大きく、震災前も節電を意識していた人のうち約70%が「さらに意識が高まった」と回答。意識が低かった人の95%以上が「意識が高まった」と回答し、他の地域よりも意識の変化が顕著だった。また、計画停電が一部の地域で行われた東北地方でも、同様の傾向が見られた。