厚生労働省は4月27日、平成23年度児童福祉週間における行事等について発表した。 児童福祉週間は、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間と定められており、同省と全国社会福祉協議会、こども未来財団が提唱し、児童福祉の理念の周知と国民の児童に対する理解と認識を深めるために昭和22年より実施されている。 今年の標語は、公募により長崎県の大瀬美乃里さん(11歳)作の「おいでおいでみんなで一緒に遊ぼうよ」。児童福祉週間の告知ポスターに掲載されている。 同省ではすでに関連行事として、東京都渋谷区の「こどもの城」において鯉のぼりの掲揚式を開催ずみ。5月13日には児童福祉文化賞表彰式が児童健全育成推進財団およびこども未来財団の主催により行われる。 またゴールデンウィーク中には、こどもの城において4月29日〜5月8日の間、「こどもの城あそびフェスティバル」を開催。スポーツや音楽、工作などのさまざまなワークショップが行われる。なお5月5日は、18歳未満の入館が無料となる。 横浜市青葉区の「こどもの国」でも、4月29日〜5月1日は「プレこどもの国春まつり」、5月3日〜5日は「こどもの国春まつり」と題したイベントを開催する。こちらも5月5日は、中学生以下の入園が無料となる。 このほか、山形、群馬、新潟、静岡、香川、愛媛および千葉市の地方公共団体においても、児童福祉週間にちなんだ各種の行事が行われるという。また博物館の入館料や、乗り物の料金などを無料(または半額など)とする施設についても紹介している。◆無料入園等を実施する施設・国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市) 5月中の毎土曜日における入館無料(高校生以下)・新宿御苑(東京都新宿区) こどもの日における入園料無料の実施(中学生以下)・多摩森林科学園(東京都八王子市) こどもの日における入園料無料の実施(高校生以下)・彫刻の森美術館(神奈川県足利下郡箱根町) 5月7日(土)における入館無料(中学生以下)・日本平ロープウェイ(静岡県静岡市) こどもの日における運賃無料の実施(小学生以下)・梅小路蒸気機関車館(京都市下京区) こどもの日における入館無料の実施(4歳〜中学生)・鞍馬山霊宝殿(京都市左京区) こどもの日における入館無料の実施(中学生以下)・国立民族学博物館(大阪府吹田市) こどもの日及び5月中の毎土曜日における入館無料(高校生以下)・交通科学博物館(大阪市港区) こどもの日における入館無料の実施(4歳〜中学生)・六甲有馬ロープウェー(神戸市灘区) こどもの日における運賃無料の実施(小学校以下)・六甲ケーブル線(神戸市灘区) こどもの日における運賃無料の実施(小学校以下)・まやビューライン(神戸市灘区) こどもの日における運賃無料の実施(小学校以下)・中突堤中央ターミナル(かもめりあ)神戸シーバス「ファンタジー号」(神戸市中央区) 5月5日(水)〜11日(水)における乗船料無料の実施(小学生以下)・比叡山鉄道株式会社(滋賀県大津市) 5月5日(水)〜11日(火)における運賃無料の実施(大人一人につき、12歳未満の小児を2人まで無料)・井原鉄道株式会社(岡山県井原市) こどもの日における運賃無料の実施(小学生以下・要事前申込み)