トヨタ自動車は5月26日、高速道路の料金所や本線、サービスエリアの進入路などで車が逆走した場合、ドライバーに音声と画面で注意喚起するナビゲーション機能を6月1日以降、販売店装着オプションのナビゲーションに搭載すると発表した。逆走を注意喚起する機能は、トヨタ、アイシン・エィ・ダブリュ、デンソーの3社が共同開発した。具体的には、全国すべての都市間高速、都市高速および一部有料道路を対象に、料金所・インターチェンジ・ジャンクションの分岐・合流地点、サービスエリア・パーキングエリアの入口・出口で逆走した場合、ナビゲーションの音声と画面で注意を喚起する。また、本線でUターンした場合も注意喚起できる。これらは、通信により地図の更新頻度が高まったことや、GPSやジャイロセンサー、車速センサーなどのセンサー類からの情報を基に、高精度な位置確認技術で正確な車の走行状態の検知が可能となったことから実現した。