代返防止機能付き出席管理システム、富士通の特許を活用

 富士通は28日、勤怠管理システムなどを開発するアルファメディアが、富士通の特許を活用し、学生出席管理システムに「代返防止機能」を追加したことを発表した。

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 富士通は28日、勤怠管理システムなどを開発するアルファメディアが、富士通の特許を活用し、学生出席管理システムに「代返防止機能」を追加したことを発表した。現時点で試作機である同製品は、今夏に販売される予定だという。

 アルファメディアが提供する学生出席管理システム「かいけつ出席」は、大学や専門学校での出席管理を目的とした製品。学生証をスキャナにかざすことで出席管理を行うことができる。

 今回追加された「代返防止機能」は、学生証と机に貼られたRFIDタグを1対1で対応させる。1つの座席につき1人の出席登録のみ可能とすることで、1人の学生が他の学生の出席登録を行う「代返」を防止するという仕組み。

 富士通は、学生証とRFIDタグを1対1で対応付ける技術の特許を保有しており、アルファメディアは今回の製品の開発にあたって、この特許を活用するための実施許諾契約を富士通と締結した。

大学生の「代返」を防止、富士通の特許を活用した出席管理システム

《編集部@RBB TODAY》

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