日本コカ・コーラは7月8日、東日本大震災で被災した地域の公立小中学校の復興支援として、ソーラーパネルを設置すると発表した。 東日本大震災の発生を受け、同社の親会社にあたるコカ・コーラ カンパニーでは、被災地の復興支援を目的とした「コカ・コーラ復興支援基金」を、財団法人コカ・コーラ教育・環境財団内に設立。同社が拠出する支援総額約25億円の中から、15億円を今回のソーラーパネル設置事業にあてるという。 同事業では、再生可能エネルギーの活用拡大を視野に入れ、復興復旧する被災地の学校のクリーンエネルギー化を支援するため、被災した公立小中学校の復旧工事を行う際に新たにソーラーパネルを設置する。 事業は現在、文部科学省による後援を申請中で、対象校の募集や資金拠出時期などの詳細については、今後同省や地元自治体などとも協議のうえ検討していくとしている。 なおコカ・コーラ復興支援基金では財団の活動理念に基づき、今後も被災した子どもたちの生活復興に必要とされる教育施設をはじめとした公共施設の建設などに役立てていく予定だという。