東京都、H22公立中学卒業者の高校進学率は過去最高97.63%

 東京都は7月14日、「平成22年度公立中学校卒業者(平成23年3月卒業)の進路状況調査」の結果について発表した。

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平成22年度公立中学校卒業者(平成23年3月卒業)の進路状況調査結果 
  • 平成22年度公立中学校卒業者(平成23年3月卒業)の進路状況調査結果 
  • 平成23年度都内私立高等学校(全日制)入学状況
  • 都内私立高等学校(全日制)入学者数の推移(過去10年間)
  • 併設中学校からの進学者数の推移(過去10年間)
 東京都は7月14日、「平成22年度公立中学校卒業者(平成23年3月卒業)の進路状況調査」の結果について発表した。

 同調査結果は、毎年度実施している公立学校統計調査のうち、平成23年3月に都内公立中学校(都立中学校を含む633校)の卒業者の5月1日現在の進路状況について取りまとめたもの。なお、確定値および詳細については、10月下旬に小学校・高等学校・特別支援学校等の進路状況を含めて、公立学校統計調査報告書「公立学校卒業者(平成22年度)の進路状況調査編」として公表する予定だという。

 平成23年3月の公立中学校の卒業者は74,271人で、前年度77,331人と比べ3,060人減少した。高等学校等進学率は97.63%で、前年度97.48%に比べ0.15ポイント増加し、過去最高となった。就職者数は308人で、前年度409人に比べ101人減少し、過去最低となった。

 また同日、「平成23年度都内私立高等学校(全日制)入学状況の概要」についても発表されており、平成23年度の都内私立高等学校(全日制)の5月1日現在の入学者数は58,226人で、中学校卒業者数の減少等の影響もあり、前年度に比べ2,387人(前年度比3.9%)の減少となった。内訳は推薦入試による入学者数16,447人(構成比28.2%)、一般1次入試による入学者数16,804人(同28.9%)、一般2次入試による入学者数407人(同0.7%)、併設中学校からの進学者数24,568人(同42.2%)。

 合格者数に対する応募者数の割合を示す実質競争倍率は、推薦入試が前年度より増加して1.13倍、一般1次入試は前年度より減少して1.46倍となった。
《前田 有香》

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