世界大学ランキング2011発表、日本のトップ東大の順位は?

 Quacquarelli Symonds社は、「QS世界大学ランキング」の2011年(第8版)の結果を公表した。

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QS World University Rankings 2011/12
  • QS World University Rankings 2011/12
  • Asian University Rankings 2011
 Quacquarelli Symonds社は、「QS世界大学ランキング」の2011年(第8版)の結果を公表した。

 このランキングは、世界の大学を、研究力(研究者の評価40%、教員一人当たりの被論文引用数20%)、就職力(雇用者側の評価10%)、国際性(外国人教員比率5%、外国人学生比率5%)、教育力(教員数と学生数の比率20%)等の6つの項目で評価。上位300大学が発表された。

 第1位を獲得したのは、ケンブリッジ大学。第2位はハーバード大学、第3位はマサチューセッツ工科大学、第4位はエール大学、第5位はオックスフォード大学となっている。上位300校は38カ国から選ばれている。

 日本の大学では、東京大学が25位、京都大学が32位に入っている。このほか、100位以内には、45位に大阪大学、57位に東京工業大学、70位に東北大学、80位に名古屋大学がそれぞれ入っている。

 さらに新しく「QSスター」というワンスター(星1つ)からファイブスター(星5つ)で評価される大学リストも掲載されている。

 また、2009年以来、韓国の朝鮮日報との提携で作成されているQSアジアの大学ランキングも掲載されている。アジアの2011年の上位5大学は、1位「香港科学技術大学」、2位「香港大学」、3位「シンガポール国立大学」、4位「東京大学」、5位「香港中分大学」となっている。

※お詫びと訂正:初出時、「英国タイムズ誌の別冊THESが発表」と記載しておりましたが、現在Quacquarelli Symonds社とTimes Higher Education社との提携関係は解消されており、「QS世界大学ランキング」はQuacquarelli Symonds社が独自に発表しているものになります。訂正してお詫びいたします(2011年10月6日)。
《前田 有香》

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