学校事故、中高生は「部活動」が最多…小学生は「授業中」と「休憩時間」

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事件・事故災害が発生した場面
  • 事件・事故災害が発生した場面
  • 事件・事故災害が発生した場面(詳細)
  • 学年区分別にみた事件・事故発生場面(件数)
  • 死亡・障害種別にみた事件・事故発生場面(件数)
  • 被災した生徒が所属していた部活動
  • 部活動以外で被災した児童生徒が実施していたスポーツ
 文部科学省は5月22日、「学校事故対応に関する調査研究」調査報告書を公表した。事件・事故災害が発生した場面は、「部活動」が33.9%と最多、ついで「授業中」21.7%だった。小学生は「授業中」と「休憩時間」が多く、中高生になると「部活動」が急増する傾向にあった。

 学校管理下での事件・事故災害における学校や学校設置者の対応について有識者会議が実態調査を行い、結果を取りまとめた。

 調査は、平成17~25年度に日本スポーツ振興センターが死亡見舞金や障害見舞金の災害共済給付を行った事件・事故災害832件を対象に実施した。有効回答数は558件。このうち、男子の事例は420件と75.3%にのぼった。

 事件・事故の発生状況について、発生場面別に分類した結果では、「部活動」が33.9%ともっとも多く、「授業中」21.7%、「休憩時間」16.1%、「通学中」11.8%と続いた。このうち、授業中の事例では、121件中94件が「体育(保健体育)」の授業中だった。部活動では、189件中119件が「日常的な活動」、70件が「試合・合宿・練習試合など」であった。

 学年区分別にみた事件・事故発生件数は、小学校低学年42件、小学校高学年67件、中学生147件、高校生292件。発生場面は、小学生では「授業中」と「休憩時間」が多いが、中高生になると「部活動」が急増。高校生は、「通学中」の事故も多い傾向にあった。

 死亡・障害種別にみた事件・事故発生件数では、死亡が349件と、全体の6割以上を占めた。死亡事例について、事件・事故災害の分類別にみると、「突然死」が152件と半数近くにのぼった。

 被災した生徒が所属していた部活動では、「柔道」14.3%、「野球」11.1%、「ラグビー」9.5%が上位に並んだ。部活動以外の場面でスポーツを実施して被災した事例について、スポーツの種目を集計した結果では、「陸上」が36.1%ともっとも多く、「水泳」19.3%、「バスケットボール」10.1%と続いた。
《奥山直美》

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